モーターサイクル日記

モーターサイクルと日常

下準備 その2

2018年11月23日 | メンティナンス
カワサキGPZ900R下準備の続き。

今回はブレーキディスクローターの再生。

鋳鉄なんで錆は出るのは仕方ないが、交換まではしなくて良いだろう。
片側はフローティングが効かないくらい錆びてる。

ボルト類を外して。





アルミナでブラスト。






そのままでは芸が無いので、マスキングして。





黒染めスプレーを使ってみた。





そこそこキレイになりました。






つづく
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下準備

2018年11月14日 | メンティナンス
カワサキGPZ900R長期不動の車輌を預かっていたのだが、手が空いてきたので少しづつ作業に入る。

Fブレーキは抜けていてスカスカ、ちなみにAPレーシング(ロッキード)に換装してある。

マグネシュウム製のFホイールを外してフォークを外していく。

アンチダイブのユニットは腐食が激しく、フルードに犯されたような状態だ。






フォークを抜いて分解。

インナースプリングはピッチの荒いほうが上側にきている。

カワサキはこれが指定なんだけど、個人的にはピッチの荒いほうが下側に向く方がしっくりくるけどね。
(画像はカワサキ指定の逆に向けてある)

メーカーによって向きが違うけど、何か理由があるのかな?






アンチダイブはこの時代、他メーカにも付いていたねぇ。

今回この車輌はアンチダイブを外してしまう予定。





とりあえず清掃した部品は、次の作業まで保管しておく。





いろいろ直す箇所があるようです^^


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YZF750SP キャブレター修理

2018年11月09日 | メンティナンス

前に作業していたYZF750SP。

インシュレーターが廃盤だったり直キャブ仕様だったりで、キャブレターには一抹の不安も残ったが、何度か作業してるうちに始動性や吹け上がりもある程度のレベルになった。

車検を所得したのち試乗もしたのだが、なにぶんスピードレンジが違うので試運転にはリスクが付きまとう。

事故やスピード違反などはこちらの負担になるので、ショップによっては試乗テストを断る所もあると聞く。

走らないとわからない部分が多いので難しいけどね~~。

シャーシダイナモでもあれば良いのだろうけど、旧車メインの工房では必要も無いものだし、そもそも置き場も無い^^;



納車後しばらくして、オーナー様から「回転の落ちが悪い」と指摘された。

強制開閉なんでスロットルを手で戻せば問題ないのだが、離せば回転の落ちは悪い。

エンジンがかかっていない状態では戻り、かけた状態では戻りが悪い。

これは負圧でスロットルバルブが吸い寄せられ、回転の落ちに悪影響を与えてる状態。

このFCRはヤマハ純正仕様になるらしく、細かな部分が市販品とは違っているとか聞いたけど、実際に試した事も無いので定かではない。

ヤマハのHPからパーツを調べるとスロットルバルブは廃盤 浮動バルブが一つ1,8諭吉ほどするので
磨耗したボディの事を考えると、市販FCRを買ってしまった方が安く上がるんじゃないか?と思うほど。

しかし この回転落ちの悪さを解消できるかもしれないパーツが、メーカー以外から売られている。


それがワイドローラー。

FCRはスロットルバルブに4つのローラーが付いている。(車でいうとタイヤみたいなもの)






これを標準より厚いローラーに交換する。






厚さはこれくらい違う。






ボディ側には標準のローラー幅で磨耗が進んでるので、ワイドローラーでその磨耗した溝を跨ぐわけ。

このパーツを考えた方は頭がいいよな^^


今回の作業は必要最低限の交換部品で試したかったので、ローラーの他は浮動バルブとリップシールを替えた。


ささっとキャブ本体に組み付け、車体にセット。






エンジンを始動したところ、ほぼ解消している。

これならOKだろう。








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80GSベーシックを自分仕様に。

2018年11月06日 | メンティナンス
80GSの楽しい乗り味が気に入ってしまい、少しづつ自分仕様にカスタムして行く。

まず時計、前回のツーリングでも欲しかった物。

ダイソーで500円で購入した腕時計の、余分な部分をカットして丸く仕上げた。

取り付けは作ったステーにマジックテープで固定。

どの位持つのか興味あるところ^^







電源ソケットを取り付ける良い場所が無く、色々考えた末フォークから製作したステーを伸ばし、ライトバイザーの隅に取り付けた。





ナビゲーションもステーの製作を考えたが、単純にバイザーの内側に吸盤台座で取り付け。

少し重く感じるが、ナビは普段外しておくから問題ないだろう。





そしてPIAAのフォグランプ、アルミステーを作りアンダーブラケットの横に取り付け。






これらのパーツは今までの1150GSから引き継いだものだが、80GSのオルタネーター出力は280Wしかないんだよな。

フォグで35W×2だし、今後グリップヒーターや極寒での電熱ベストを使うなんていうと、明らかに役不足。

今後の課題は高出力オルタネーターかなぁ^^;



そしてライトバイザーに貼るブルーのGSデカール。

これってヤフオクで15000円近辺で売ってるけど、高すぎて買う気がしない~。

ネットで形を拾いA4紙にコピー。






これを息子がデーター化してカッティングシートにしてくれた。

少しアールとか 細かい所がいい加減だけど自分のだから問題なし。






ライトバイザーに貼ってクリアーをペイント。





やっぱり顔が締まるね。





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DUCATI 900SS 車検他

2018年11月01日 | メンティナンス
ドカティ900SSの車検依頼。
オーナーさんとも長い付き合いになるな~。

車検を前に依頼された作業を。

フォークインナーチューブの再生メッキ。



発送して19日程掛かったが仕上がりは最高。


元々のパイプの状態を測定してから仕上げてくれる。
このような書面も付けてくれるので安心だ。




フォーク回りはサッサッと組み込んで完了。





FRPタンクの背面に革製品を取り付けていたら、染みのようなものが塗装に浸透してしまったとの事。

クリア層を水研ぎして染みを削り取るのだが、メタリックベースまで削ってしまうとOUTなので非常に気を使う。

マージンを考えて深そうな染みは無理に研がない。

その後クリアーを塗って、乾燥後研磨。

まぁOKではないだろうか。





ついでに前~~~に作ったキャッチタンクのオイル抜き。

ほとんど溜まってなかった。




あとは車検所得かな~~^^
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