モーターサイクル日記

モーターサイクルと日常

作業報告

2020年05月29日 | メンティナンス

●トライアンフT20のシリンダーヘッドが汚いんでブラスト当ててたら、フィンが数か所折れてる。

パテのようなもので盛って塗装してあった。

現在エンジン部品は内燃機屋さんに出してある。

早く出来ないかなぁ。。

 

 

整備するにはセンタースタンドが良いんだけど、折れてて使えない。

ここも直しておく。

 

 

 

●レストアで入ってるMV125S

フレームなどの下地作業を行う。

丸で囲ったような溶接時のスパッタ。

 

 

 

せっかく塗装するんで、スパッタは出来る限り取り除く。

 

 

このMV125Sは外観こそヤレてはいるが、走行距離が出てないのでエンジン内部の状態は至極良い。

ピストンなども殆ど擦れていない。

 

 

 

 

●車検で入ったBMW R1200R

オーナーがタンクキャップから茶色の水が出ると言う。

キャップを外すと確かに錆っぽい。

 

 

さらに上のパーツを外していくと。。。

色が変だけど黄色く見えるのは全部サビ!!!!!

 

 

 

二箇所の穴がタンク内を通って(スチールパイプで)ホースにつながりスイングアーム下に導かれる。

ガソリンや水はそのホースから排出されるのだ。が。そのうち1本が完全に詰まってる。

突いたりエアーで吹いてるうちに何とか通じるようになった。

錆びは折れた鋸刃でガリガリ削り、カスがタンク内に入らないように掃除機で吸い取りながら作業。

ブラックを筆で塗っておいた。

 

しかしH25年式でこんなになるのか?

オーナーは車庫保管だからなぁ。

 

#しばらく居座って?たビモータKB2も無事にオーナーの元へ(バイパス自走で1時間)帰っていった。

3気筒GX750もオーナーの元へ。

 

二台出たら3台入るとか、狭い工房はヤリクリ(お金も)大変(笑

早くアベノマスクと定額給付金来ないかなぁ~。

アベノマスクはもういらないか^^;

定額給付もネット申請が穴だらけで用を成してないし、システム作っても無駄金だった。

最初から全部郵送でやれば良かったんだよね。

なんか後手後手なんだなぁ。。。。

 

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トライアンフT20 修理依頼

2020年05月17日 | メンティナンス

新たな患者が運ばれてきた。

長期不動の状態で来たのだが、オーナーに聞くところIGオンで電装が作動しないとの事。

色々調べていくとメインスイッチが用を成していない。

ON-OFFでもどの状態でも電源が入ってる。

 

 

 

 

取り急ぎチェックのためキャブをOHして始動してみる。

頼りない6Vバッテリーを交換して(バッテリー点火)スパークが出るのを確認。

何回かのキックで始動できたが、白煙が酷い。。。

まぁ、こんなのばかりで慣れてはいるが。。。

 

 

 

 

また充電系もダメ~~~

折角だから6~12Vに変更を提案しよう。

 

ピストン バルブ回り 発電機 このあたりの修理になる。

 

 

 

 

部品は清掃して備えておこう。

しかし現在工房にあるバイクは不動車が目立って墓場のようだ(笑

 

 

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DUCATI350F3 下準備

2020年05月15日 | メンティナンス

350F3のフォークインナーパイプを、再生メッキに出すため分解に入る。

キャリパーを外すと。。。。ポロっと。。。

ブレーキパッドの鉄板部と摩擦材が剥離してる(笑

 

 

おぉ。

 

 

 

 

フォークを抜いて分解に入る。

ダストシール下が錆び錆びだ。

 

 

 

 

オイルシールを抜く。

 

 

 

 

 

こちらのタイミングベルトも要交換ですねぇ。

 

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カワサキTR250 電装修理

2020年05月09日 | メンティナンス

預かったまま放置プレイだった250TR

セルが回らないという。

この車両は改造されてるのか?素性が良くわからない。

カワサキのバイクもあまり扱わないので気にしたこともないが、カプラのオス側メス側で配線色が全く違う。

工房にはマニュアルが無いので確かめようがない。

 

セルボタンを押したとき、スタータスイッチに12Vが来ない。

スタータースイッチとセルボタンの間にはリレーが入ってる。

クラッチスイッチとか色々付いてるんで、一つ一つ探っていくしかない。

ハーネスも一度ビニールテープで巻いたようだし、剥がしていくだけでベタベタして気持ち良くない。

 

 

 

 

調べていったところ、シリンダーヘッド上あたりのハーネスが少し焦げてる。

マイナスの配線が焦げてる。

これで直るだろうか?

 

 

 

マイナス線を新設して無事に直った。

被覆を新たにやり直し完成。

 

#おまけ

カフェドカのクラッチ

トマゼリレバーとの相性が悪いのか、握りが重くなってしまった。

エンジン側のプッシュレバーを長くする手もあるが、クランクケースに加工も必要なので却下。

良く利用するライトクラッチを取り付けた。

今までが10の力で引くとすると、6位になったかな。

 

 

#おまけのおまけ

 

お不動さんになりかけたホンダMT125エルシノア

キックアームのナットが脱落したとの事で、ステンレス六角棒から製作。

段付きなんで普通のナットでは使えないんです。

 

 

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DUCATIシングル カフェレーサー製作の続き2

2020年05月02日 | メンティナンス

タンク元側のコック径は、12mmP1.5って変な奴。

持ち込みのドカティのコックはM10P1.0なのだが、ピッチも違うんでリコイルも使えない。

旋盤でアルミのスリーブを作り(オス側M12P1.5 メス側M10P1.0)エポキシ接着剤で固定する。

もちろんスリーブ側のみ接着だ。

 

 

 

 

コック取り付け、ホース類も交換する。

 

 

 

 

全体像がこんな感じ。

 

 

マフラー側

 

 

 

 

レーサータンクだったんで、キャブ側のエグリが特徴。

 

 

なかなか嫌味なく仕上がったのではないだろうか。

残すは少加工だ。

工房も連休に入るがコロナで何処にも行けないし、部品も入らないからやる事が限られる。

皆様も不要不急の外出は避けて、バイクでも磨いてて下さい^^;

 

 

コメント (2)
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