モーターサイクル日記

モーターサイクルと日常

R100GSの電装修理

2023年03月31日 | メンティナンス

前回セルモーターを交換して問題なく納車できるはずだったR100GS。

メインキーを入れても電源が来ない?

スターターリレーを交換しても電源が来ない?

メインハーネスの何処かが断線?

リレー周りの配線を調べてみるが、この個所に異常は見られない。

 

 

 

 

スターターリレーを少し加工して、メイン電源用とセルスタート用の二個を使いやってみた。

エンジン始動でバッチリOK^^

電装も異常なし、チャージもOK。

しばらくこれで乗ってもらおうとエンジンを切り、翌朝の確認始動。

電源OKセルは回るが、エンジンがかからない?

プラグを調べるとスパークしていない。。。。。。。ORZ

すでに身も心もボロボロです^^;

 

調べてみるとどうもIGトリガーからの信号が出ていないようだ。

 

 

しかし。。。。

こんなにぴったりなタイミングで壊れる~~?

R80~100系の壊れても不思議でないパーツなんだけど、どうもねぇ。。^^;

 

 

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R100GSセルモーター崩壊

2023年03月11日 | メンティナンス

時々入車するR100GS

オーナーさんがツーリングに出て帰宅日の朝に、セルモーターが回らなくなったそうだ。

バッテリー上がりを疑いガススタでジャンプさせてもらったのだが、エンジンが目を覚ますことは無かった。。

キックも付いてるのでやっては見たが、やはりかからなかったそうだ。

あのキックで始動はかなり難儀だろう。

あきらめてレッカーを頼み(心強い事に赤男爵のロードサービスが使える^^)オーナーは電車で帰宅。

近所の赤男爵に100GSが入ったと連絡を受け引き取ってくる。

そうそうにセルモーターを点検する。

この100GSは10万キロ近いが、うちで面倒を見てから(5万キロ位か?)セルモーターは一度も触った事が無い。

10万キロ持ったのかなぁと思いつつセルモーターにご対面。

 

最初に違和感 矢印側に長ナットで固定されていて、セルモーター側にスタッドボルトのように残っている。

そのためセルモーターを目いっぱい前にずらしても外すことが出来ない。

 

 

 

 

こちら側はスタッド抜きでボルトを外す。

逆側は工具が入らず、なんとか苦労して外した^^;

 

 

 

寸切りボルトで作ったようなスタッドだが、このようにした意味が分からない。

普通にボルト入れれば済むことなのに。

まぁ一度はセルモーターを交換したか、何かしら手を加えてありましたねぇ。

 

 

 

外したセルモーターは悪名高いバレオ製

バラしてみる。

 

 

 

磁石がハクリして動いてしまってる。

細かい破片がアーマチュアに食い込んで回らなかったのだろう。

 

 

 

それにしてもタイミングが悪く壊れましたね^^;

こんどは日本電装製のセルモーターをオーダーしましたので安心ですね。

 

#追記

セルモーターを交換しメインスイッチをONにしても、Nランプやら何やら電装が動かない。

当然セルも回らない。。。

これはスターターリレーだと思い交換してみる。

変らず電源が入らない。。

新品リレーがダメ?まさか?

自家用R80GSBasicのリレーを外して試すがダメ~。

逆に新品をハチマルに、これはOK。

こうなるとハーネスの何処かが切断?短絡?している感じではないだろうか?

う~~~~ん。。。これは思わぬ伏兵が待ち受けていたなぁ^^;

 

 

 

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Triumph スピードマスター1200 オイル漏れ?

2023年03月09日 | メンティナンス

ちょうど一年前オーナーから「置いておくとオイル漏れの跡がある。」と言われ調べた事があった。

その記事がコチラ↓

 

TRIUMPHスピードマスター オイル漏れ? - モーターサイクル日記

TRIUMPHスピードマスター オイル漏れ? - モーターサイクル日記

オーナー様から「車庫にオイルの漏れた跡があるので調べてほしい。」との依頼。一応預かって確認してみる。水冷になったエンジン、排気量は1200cc電子制御塊のTRIUMPHだ^^;...

goo blog

 

 

そして今回車検のタイミングで入車したのだが、オーナー曰くまだ微妙に漏れるようだ。。。

前回はオイルが伝わって。。。等と、怪しい所は分解目視して調べたのだが。。

やはり真下にあるレギュレターに、オイルが伝わって床に落ちるのは変わらない。

調べる時間ばかりかかって、解決に繋がらないのは非常につらい。

そして前もレギュレターカプラの中にまで、オイルが入っているのを不思議に思ったのだが

配線保護チューブとかにはオイル気は無かったんだよなぁ。

しかしカプラの中に入るのがどうにも気になって、レギュレターに入る三相線に針で穴をあけてみた。

するとオイルが出てくる?

えぇ~~?

 

 

 

どうやらゼネレーターからレギュレターまで行く線に何かの原因があるようだ。(一筋の光が射した?^^)

分解していく。

 

 

 

このように固定されている。

ただ矢印の部分筒状態だ。

筒なのでオイルは入る。

 

 

 

 

保護被服を剥がしてみる。

この部分から毛細管現象でオイルが伝わって行ったのだと考える。

過去にこのような経験は無く、まさかこんな所から?とワタシも驚いている。

 

 

 

 

 

対策は結線部分を、ゴム系ガスケットで埋める。

 

 

 

 

ヒシチューブを二重にして保護する。

 

 

 

念のため前後にゴム系ガスケットを塗っておく。

見た目は悪いが(どうせ見えないが^^;)良いだろう。

これで99%直ったと思うがどうだろうか。

 

 

 

 

組付けた後は車検依頼の整備。

クーラントの交換。

タンクをずらすとラジエターキャップが出てくる。

 

 

 

 

クーラントはグリーンが入ってるはずだが、ずいぶん汚いねぇ^^;

 

 

続いてプラグの交換。

 

 

あとは点検して車検に行けるかな~^^

 

 

しかし このオイル漏れはリコールにはならないのか?

車体NOから調べたけどリコール情報は無かった。

この車体だけの物なのかなぁ?

それにしても迷宮入りしそうな修理だった^^;

 

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T120 下準備

2023年03月04日 | メンティナンス

TriumphT120の下準備。

いろいろ下準備があり過ぎて、なかなか手強い車両だ^^;

今回はガソリンタンクの内部を処理しておく。

まず錆を取るために、錆取り剤とお湯でタンク内を満たしていく。

お湯を沸かすのは電気ポットと、コールマンピーク1ストーブ。

こいつとの付き合いも40年近い。

キャンプ(野宿の方が近いが)の時は、こいつを1つ持って良く出かけた。

車載中にバルブ付近のネジが緩んで、いざ点火したら火達磨(笑

慌てて蹴とばして沢の中に落下などなど、思い出は尽きない^^;

でも最近はガスの手軽さに負けてしまい、もっぱら出番はお湯沸かしの時になってしまった。

それでもメンテはしてるので調子よく燃焼してくれる。

 

 

 

錆取り剤をお湯で薄めて、おおよそ50℃付近にしていく。

 

 

 

 

錆取り乾燥後はタンク内部をコーティング。

これで色を塗るまでは放置できる^^

 

 

 

#CB400FのエンジンOH後

試乗を繰り返している。

リペアパーツのセッティングはノーマル基準。

同調はそのたびに確認している。

走行すると、アイドリング良好、3000RPM以降良好。

アイドリングから2000RPM少しまでが、ボソつくと言うか気持ち良くない。

何度かNJなど交換してるんだけど、交換するにもキャブレターをゴッソリ外さないと出来ないので大変だ。

そろそろ気持ちよく決まらないかなぁ。

 

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