900MHR リヤハブダンパーハウジング

車検のついでにタイヤ交換などを頼まれた900MHR

リヤホイールを外すとき、ダンパーのガタが大きいなぁとは思ったんだけど。

写真のため仮組にしたんだけど、こんな組み方で



ダンパーハウジングは5本のボルトで固定されるけど4本折れてた




ホイール内で折れたボルト残骸を抜くんだけど、二本は簡単に抜けた。





しかし残った二本は手ごわくて工具やタップハンドルなども破壊。。。

仕方なく下穴開けてヘリサート加工。



この状態でもう少し乗ってたら確実に走行不能になってただろう。

今回はベストなタイミングで入車したのかも。

ステップの仕上げ

大体の加工が済んでから細かな仕上げを行う。

ステップバーは工房にあった汎用品を使用、その他は全てワンメイクで。



チェンジ側はオーナーの足サイズがわからなかった為、ペダル先端を三段階に移動できるようにしてみた。



もう一つの修理車　昔仕上げたアエルマッキＨＤ

フォークオイル漏れの修理依頼だが、通常のようにフォークが抜けて来ない。

このタイプはトップブリッジとインナーチューブトップがテーパーで嵌り合うタイプで、素直に抜けない時はフォークトップボルトピッチに加工した丸棒をねじ込んで叩き抜くんだが、ビクともしない

仕方ないのでオイルシールを破壊して。。



ボトムを抜いてみた。



ここから　何とかインナーチューブを抜かないと。。。

折れ曲がりブレーキペダル

ドカのシングルをバックステップに改造する時、ネックになるのがキックアームとの干渉。



キックを踏み下ろすとステップとブレーキ（右チェンジなので）ペダルに当たってしまう。

そこで　ここを



こんな感じで製作してキックアームを避けるようにする。



何台かやってるんだけど、やる度に形が違う（笑

丸にしたり角にしたり、同じ物が無いんです