モーターサイクル日記

モーターサイクルと日常

R1200GS オイル漏れ修理 その3

2015年10月31日 | メンティナンス
バランサーを抜きフライホイールも外す。





オイルシールの交換作業のため、古いシールを外し、新しいシールを組み付ける。





古いシールのリップ内側に、エキスパンダーは使われていなかった。





新しいシールにはしっかりエキスパンダーが入っている。

このへんもオイル漏れの原因に関係あるのでは?





漏れてはいなかったが、クランクのオイルシールも取り替えておく。





フライホイールの取り付けボルトは新品交換が指定。





指定されたトルクで締めてから。





さらに指定された角度で締めて完了。





クラッチのセンター出しツールをざっと旋盤で作る。





ここからは組み付けに集中したため、あまり写真が無い。


ミッションを取り付けて




リヤフレームを取り付ける。





あとはそう大変な作業も無いだろう。

続く
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R1200GS オイル漏れ修理 その2

2015年10月29日 | メンティナンス
ミッションを外す。

左上のノックピンが固着してて、少し手間取ったがミッション自体は重いものではない。





スプラインは減りも無く良い状態。

気になるオイル汚れは下側に集中してる。




今回のオイル漏れの原因は、バランサーシャフトのオイルシール劣化だろう。

矢印がバランサー。

ちなみに私の1150GSには、これは付いてない。

もしクランクのリヤオイルシールが破損したら、クラッチに付着して滑り出してただろうね。





バランサーシールのアップ(矢印)




クラッチパーツはオーナーの希望で再使用する。

まだ充分使えそうだ。





折角だからクランク リヤシールの交換も行う予定。





こんな作業中でも電話があると農協さんのカブのタイヤ交換や、飛び込み原付スクーターの修理をこなすのだ(笑


続く


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TY250

2015年10月28日 | メンティナンス
旧車の香りのするTY250

Fフォークオイル漏れや その他細々の修理を頼まれた。

クランクケースはマグネシュウム使ってるんだね~。





早速フォークを抜き取って分解。





フォークは特に問題も無く。





ミッションがN~1しか入らないと言うので調べてみる。

シフトドラムを直接回してみるが、異常に動きが渋い。

どうかすると上のギアにも入るのだが、明らかにおかしい。





まさか1速だけしか使わなくて、他のギアが入り難くなったなんて考えにくいし。

取り合えずオーナーさんの希望待ち。

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R1200GSオイル漏れ修理

2015年10月27日 | メンティナンス
BMW R1200GSの2008年モデル

エンジンクランクケースとミッション合わせ面下側に、エンジンオイルが漏れるようになった。

旧BMWならクランクシャフトエンドのオイルシールとか、オイルポンプのシールとかで気楽に修理できるが

1200GSはミッションを下ろした事も無い。

ディーラーさんでの修理を勧めたのだが、当方でやって欲しいとの事で渋々引き受けた。

まあ同級生でもありバイク仲間でもあるから、出来るだけやってはあげたいんだけど。

自分の乗る1150系ならマニュアルもあるのだが、それすらないからねぇ。。

ある程度はネットで情報を拾うがそんなに詳しく出てるものも無く、前後分割作業写真を見ただけでウンザリだ(笑

作業を進めていけば何とかなるかなと、半ばやけ気味に手を付け始める。

バイクリフトは使わず、地面の上で作業する。

外装を外していく。




スロットルボデイも外す。




外したら傷が付かないようにプチプチで包んで、吊っておく。




左右とも




ネットではリヤフレームにスイングアームも付いたまま分割しているが、一人で作業するのでスイングアームを外す事にする。

大した手間でないし、何しろブレーキラインを切り離したくなかった。

ブレーキラインを切り離してエラーでも出れば、ディラーさんでリセットお願いしなければならないしね。




ドライブシャフトは簡単に抜けた。




本日の作業で最大の問題点

リヤフレームの取り付けボルトの1本が固着していて、トルクスボルトの内側がなめてしまった。

コレを抜くのに余分な時間が2Hほど。。。

10ミリとか太いサイズのボルトはヘキサゴンタイプの方が良いと思うけど、このバイクはトルクスが殆どなんだな。






何とかリヤフレームを分離





ミッションが顔を出す。





セルモーターを外して。

今日はココまで、別の仕事もこなします。





久々に格闘みたいな仕事で、筋肉が疲れました~

続く
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ワンウエイクラッチ交換

2015年10月21日 | メンティナンス
カワサキのKLE500 走行距離が12000KM弱でワンウエイクラッチが壊れた。

正確に言うと壊れたのではなく、異音が出始めた。

こんな走行距離だとまた壊れるのではないか?と心配になるが、オイル管理をまめに行うようにするしかないかな。


早速分解に入る。

まずアンダーガードを外して







ゼネレーターケースを外す。

フライホイールのセンターボルトは逆ネジだった。





センターボルトを外しローター抜きを差し込む。





一撃を加えるとフライホイールと、それに組まれたワンウエイユニットが外れる。





ローラー当り面は段付き状態。






ちなみに新品、当たり前だけどきれいなもの。







各パーツを新品に取り替えて







元通りに組上げれば完成。


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カブ系クランク

2015年10月10日 | メンティナンス
少し前にお客さんのCL50改(ピンクナンバー)が焼き付いたとの事で、引き上げて原因を調べる。

ピストン&シリンダーの傷と、クランク大端部の固着が見られた。

大雑把な見積りを出したところ、直すのは止めて125ccの新車を購入する事にしたと言う。

CL50改は当方に処分を依頼された。

引き取り手間代や、OH見積り代の代わりに置いて行った感じかな?

ただおいしい部品は外して持っていったけど(笑


廃棄するのも勿体無いので、代車にでも使おうか。


問題のクランクを調べてみる。

プレスで抜いて。。






ケージとローラーは破損が酷い。







コンロッドも再使用は不可





コンロッド ピン ローラーベアリングを交換して組みなおそうとしたけど


このパーツメーカーは、コンロッド周りの補修部品を出していない。。orz


ストロークダウンで、純正クランクを使おうか思案中。




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タガネ

2015年10月08日 | 雑記
工具の中でもタガネって、普通は余り使用頻度が無いかもしれないですね。

でも私の工具箱の中には、コレだけ入ってます。

それぞれ使い道が違ったりするので、どうしてもある程度の本数が欲しいのです。




タガネは使っているうちに、先端の歯が潰れたり欠けたりします。

今回まとめて先端を削っておきました。

次に使う時、気持ち良く使えます。



この一本は先端が15mm程減りました。

どんどん減っていったら、ポンチにでもして使おうかと思います。


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MVアグスタ125S その2

2015年10月08日 | メンティナンス
ブレーキ周りをどうしようかと考え中だったMV125S。

bernardi motor mozz製のキャリパーのピストンシールは入手できたのだが

SCARABのマスターシリンダーのインナーパーツが手に入らない。








だが、偶然Seiken製のカップで使用可能な物を発見。


元のカップゴム(もうボロボロ)







Seiken製







早速組んでエアー抜きを行う。


ピストンの固定は無く、レバー外すと抜けちゃうんですね。






キャリパーのバンジョーボルトが1本ねじ切れてしまい、在庫の赤アルマイトを付けたが

この頭は黒で塗っておこう。





続く




コメント (6)
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