モーターサイクル日記

モーターサイクルと日常

GX750 カウリング(ライト)ステーの制作編

2016年11月30日 | メンティナンス
カウリングのステーを制作する。

レーサーではないので、当然ライトステーも兼ねる事になる。

まずライトを保持するステーを作る。

パイプは約19mm厚さは1.2mmをコの字に曲げ、エンドは丸棒を同じ径に削った物を付けておく。






ライトを取り付けながら位置決めの作業。






この状態を保持し半自動で点付け溶接しておく。






ステー自体の補強などが終えた状態。

まだメーターのステーなどを追加すると思うが、カウルの位置決めが先だ。






カウリングを取り付けた状態。





だいぶ良い感じで取り付いたと思う^^

このGX750はレストア&カスタムなので、通常の倍手間がかかる。

完成の喜びはまだまだ先だろうね^^;
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モノタ〇〇のヒートガン

2016年11月30日 | 雑記
モノタ〇〇で数年前に購入したヒートガン。
安価なんだけどそれなりに重宝して使え、今では無いと困る道具の一つ。




数日前カチカチになったゴムのカバーを外すため、ヒートガンで暖め始めた。

するとポッと音がして小さな火花が出たと思ったら、それっきり温度が上がらなくなってしまった。

正確に言うと低い温度しか出ないので、殆ど送風機だ。

温度ヒューズでも壊れたかな~?

ダメもとで分解すると、高温用ニクロム線のカシメ部分が溶けてる。

火花はこの溶けた部分が飛び出したのだろう。





丸端子の小さな奴でニクロム線をカシメて直してみた。

バッチリ復活したけど、またなるかなぁ? しばらく使って考えましょう^^
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XS650SPL その2

2016年11月26日 | メンティナンス
エンジン異音の原因追及の続き

オーナーの了承を得てから、エンジンを下しクランクケースを分割する。






元凶そのⅠ クランクシャフトベアリング、マジックで指してる箇所がゴリゴリだ。

交換の場合は4個揃って行う。





ミッションのメインシャフトの異様な重さは、クランクケースを分割した後何故か回るようになったが

気持ちが悪いので原因を探っていく。





洗浄と部品のダメージチェックを済ませておく。
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ドカティシングル エンジン組み立て

2016年11月22日 | メンティナンス
クランクケースを組んで、高出力のゼネレーターを組んでて気が付いた。

フライホイールがガタガタなのだ。






そういえばこのエンジンには、インナーローターが付いていた。

それを付けるためにクランクテーパー軸を削ったのだろう。

図(下)の赤線の部分を削ってあるようだ。






このままだとクランク交換という最悪な事態になってしまう。

何とかテーパー部分にスリーブを被せ、そこに新たにテーパーを削ってやれば良いのではないか?

今回はかなりの加工精度も必要な事だし、旋盤職人さんに作業を依頼した。

フライホイール内側に、新たなテーパー部分が入っている。^^

流石ですね~、非常に助かり感謝です。







キックギアを押し込むスプリングをホールドするステー。

取り付け部が一つしかないので、本来は板スプリングで押すタイプだろう。





何度かやっている作業、二か所止めに加工。






おまけ

新品のブレーキシューを組んだが、前後ともドラムに入らない^^;

旋盤でシューを削ります。

OKです。






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XS650SPL

2016年11月21日 | メンティナンス
XS650Eが出たので、XS650SPLに手を付け始める。

このXS650SPLも九州で購入し、それ程年月が経っていないそうだ。

片肺症状で修理を受けたので、プラグ.ポイントを整備して直してみたけど。。。

片肺よりなにより、エンジン音がおかしい。

何と言ったらよいか。。Z2のヒューヒュー音をきつくした感じ?^^;






オーナーに連絡して今後どうして行くかを確認する。

受けたのは片肺症状なので、いきなりエンジンOHじゃあびっくりするだろうし。

確認後直して欲しいとの事なので、分解しながら原因を探っていく。






この系統のエンジンは車載ではシリンダーヘッドが外れないので、マウント類を外してエンジンをずらす。

下ろした方が早いけど、まぁ下ろす時軽くなるし(笑





ヘッドのカムシャフトベアリングやロッカー周りに異常は見られない。

クランクをフリーにするために、クラッチ周りも外す。

ここで病巣が見えてきた。

まずクランク自体がスムースに回転しない。

カクン カクンと抵抗のある感じ。

そしてミッションのメインシャフトが異常に重い。

カウンターシャフトは軽く回るのに。。。。


結局エンジンフルOHになりそうだ。








おまけ

フレームネックにカウリングマウントステーベースを取り付けた。

良い位置を探って、カウルステーを制作しないと。


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ヤマハXS650Eの電装周り

2016年11月15日 | メンティナンス
ヤマハXS650E県外で購入して一年近く経過した車両で、数回このブログにも登場してる。

購入した時に付いていたレギュレターが壊れたので、新しい物を取り寄せて交換。

ちなみに壊れた物も同じ製品(XS系では有名なショップの)だった。

新しい物に交換して1月経たないうちに、また充電しなくなったとお客さんが言って来たので原因を調べる。

別のレギュレターで三相整流して、ブラシに12Vかけてやれば充電するので製品が駄目だろう。

発電機はバッチリ仕事している。






駄目もとでお客さんが販売元にTELしたけど、海外製品につき保障は無しとの事。

ひと月ももたない場合は何とかしてもらいたいけど、無理なんですかねぇ?

XS系はレクチ(整流器)とレギュレター(機械式)が別なのが純正なんで、そちらに戻そうかと考えたけどもう一度一体型を使う事にした。

ブラシの給電量を制御するタイプは、最近のバイクでは殆ど見られない。

少し調べるとHONDA.CB750Fとか使えそうなので、そちらを購入。





また今回電圧計を取り付ける事にした。

旧車には似合わないかもしれないけどデジタルの小型の奴。

充電状態が一目でわかるから、非常に心強いではないだろうか。


キーオンで




ライト消灯時 回転上げての制御電圧




まだライト周りの配線処理が残ってるけど、これで壊れなければ良いのだけど。




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ドカティシングル シリンダーヘッド

2016年11月07日 | メンティナンス
元々のシリンダーヘッドは腐食がかなり酷く、アルゴンで埋めてシートリング交換して と工房的には考えていた。

何件かの内燃機屋さんに問い合わせてみたのだが、残念ながら加工は受けてもらえなかった^^;

まぁ それだけ状態が悪かったって事で仕方ない。あきらめましょう。





中古のヘッドを仕入れて、それを加工することにした。

加工自体は350セブリングで行なった事と、ほぼ同じなので割愛する。


多少の腐食はあるが使用には問題ないだろう。






インレットポートも削っていく。






再メッキに出したパーツも、座面にメッキがのって気になる。






オイルストーンで研いで、座面を出す。






このパーツでした^^





あとはシム調整かな。

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GX750 足回り編

2016年11月03日 | メンティナンス
Hリムが入荷したので後輪だけ作業した。

しかしこの国産Hリム入荷まで3か月だよ。。ORZ

まあ愚痴っても仕方ないので後輪を外し、鉄リム スポーク(これは新品だったため再使用)を分離して

ハブのサンドブラスト ベアリング交換等を済ませ、Hリムを組み込み振れとり。




その後チューブレス加工も施してからタイヤを組み込む。


後輪周りはこんな感じ。








次は前輪周りとフォークチューブの再メッキの予定。


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