モーターサイクル日記

モーターサイクルと日常

見ちゃった。

2012年04月28日 | メンティナンス
お漏らし発覚のFフォークですが、分解していく最後でフォークパイプとシールが中々抜けてこない?



ボトムチューブの上側が変形してる?



左右同じように変形しているので何かしらの力が掛かってたのか?

ダストシールが付く部分なのでそれ程気にしなくても良いと思うけど、見てしまったら気持ちが悪い

修理屋の性で簡単に直す事にした。

廃物利用でアウター径とインナー径にぴったりの治具を作って



こうして戻します。



完璧には戻せなかったけど良しとしましょう

この後は写真を撮り忘れましたが、無事修理完了です。

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350Fのキャブレター

2012年04月26日 | メンティナンス
昭和49年式のホンダCB350Fの修理です。

もう40年位前のモーターサイクルになるんですね。

後発のCB400Fのベースになったバイクですが、走らないし地味なデザインで人気は今一つでした。

350Fは私も所有していた事があり、Wディスクに改造したり、集合管を作ったりして乗りました。
非力ながらパワーバンドをキープして走らせる時のマルチサウンドが好きで、今では楽しい思い出が残ってます。

こちらのバイクは当時からのお客さんが乗っていて、昭和64年で車検が切れたまま車庫放置していた物です。

その方の息子さんが当時350Fのリヤシートに乗せてもらった記憶が忘れられず、今一度復活させたいとの依頼です。

キャブレターは400Fのパーツキットを流用します。
全てのキャブを分離、清掃した後消耗部品を交換です。
不動になり24年程経ってますからゴムパーツは石のようですね。(笑





分解中4連スロットルシャフトがやたらゴリゴリ言うのでみると、プレート側のブッシュが・・・



ココだけの部品は設定が無いようだし、あった所でパーツが出るわけも無いですから作りましょう。
シャフト片側だけ製作しました。



取りあえずキャブレターの完成です。



交換した部品



まだまだ先は長い~~
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キャリア完成

2012年04月21日 | モーターサイクルの話
前回製作したキャリアのメッキが仕上がって来ました。

早々に取り付けて見ます。





最後にエンドのアルミキャップを製作して取り付け。



さて次はフォークの整備で完成かな?
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お漏らし その二

2012年04月17日 | モーターサイクルの話
倒立フォークの分解に入ります。

専門の分解工具があるのですが、前に作った自作工具を使います。

こんな工具です。↓



これをパイプの穴に入れて↓



力技でロックナット下まで下げます。↓



ロックナットが出れば簡単。スパナを差し込んで。↓



トップと分離します。↓



分離したらオイルシール止めのクリップピンを外して↓



何度かスライドさせればポッコリ外れます。↓



各部清掃してからオイルシールを交換します。↓



これでお漏らしは直りますね

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ガソリン滲み

2012年04月14日 | モーターサイクルの話
シングルドカッティのガソリンタンク どこからかガソリンが滲むとの事。



ガソリンを少し入れて調べると。。。

合わせ部分に細~~いクラックが入ってました。



これもお漏らしですね。
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チェックバルブ外し

2012年04月12日 | メンティナンス
古いコールマンのランタン修理中に外れなかったワンウエイバルブ。

そこで外すための工具を作ってみた。



六角棒の先端を加工します。

現物が見れなかったので勘で作ったけど、少し緩かった。

ソケットに繫げ使います。



教えてもらった純正工具 またまたヤフオクに出てるスペシャル工具。

取り合えず 頻度が無いからこれでいいや

やっぱりキャンプ道具はガソリンだね~。

1955年製でも使えるんだもの。

ガスは便利だけどロマンが無いね(笑
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お漏らし

2012年04月09日 | メンティナンス
車検を依頼されたバイクですが、リフトに油が垂れたような跡が?



よく見るとフォークシールが痛んでお漏らししてるようです



折角ですからこの機会に左右交換しましょう。

部品が入るまでこのままお待ち下さい。



そしてキャリア製作のCB1100Rもお漏らし



他にも左クランクケースカバーからオイルがリークするようです。

クランクケースはオイルストーンで出来るだけ修正。

ケースカバーも定番の上で研磨します。



一箇所なかなか面が出ません。



それでも研磨を繰り返しきれいな面が出ました。



これでお漏らしが無くなれば良いけど
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キャリアの製作 その二

2012年04月06日 | メンティナンス
引き続きましてキャリア製作工程です。

キャリア本体を製作します。

テールカウルの上に置くとこんな大きさです。↓




これからキャリア本体とステーを溶接して行くのですが、位置決めが難しいです。
しかしテールカウルを付けたまま溶接はしたくありません。

テールカウルとのクリアランスは大きすぎても、狭すぎても上手くないので何度か採寸して簡単な治具を作りました。↓




この上にキャリア本体を置いて溶接して行けば安心です。↓



後ろ側ステーを溶接してから、確認のためシートカウルを取り付けてみると。。↓




がび~~~ん。。。。。orz

採寸ミスりました

ボルト穴に届きません。。。。↓



このミスで流石に脱力感が襲いましたが、作り変えるのは余りに大変。

ジョイントパーツを作って延長します。↓



後ろが決まってくれれば、残りは前ステーのみ。

ほぼ完成形↓



最終仕上げをして写真を撮るとき、ペール缶を載せてみました。↓

この程度のブツじゃあビクともしません。

これでペール缶の特売日にはCBで行けますね




あとはキャリアをメッキに出せば、本当の完成です




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キャリアの製作

2012年04月02日 | メンティナンス
キャリアの製作を依頼されました。

取り付け車種は、本来は絶対キャリアなど付けようと思わないであろうCB1100Rです

ただこのオーナーさんはこのCB1100Rでキャンプも楽しむ方で、CBも年式相応にやれており必要以上にレストアはされていません。

何度かキャンプにはご一緒しているのですが、いつもシートカウルの上に荷物を満載されるので よく落とさないな~と思っていました(笑



↑ここにシートバッグやネットで満載されてます。

キャリアを作るにあたり まず必要なところがステーのマウント位置。
生憎CBは大きなシートカウルが邪魔でフレームが隠れています。

そこでRショックから画像のようなパーツを製作↓



シートカウルとのクリアランスも考えます↓



もう一つのマウントは、当初シートカウルの固定ボルトを利用するつもりでしたが
流石に6ミリボルトでは心許ないので、フェンダー固定の8ミリボルトを利用します。
画像では平鉄を固定した部分です。↓



ここに延長用のアルミカラーを製作して繋げます↓



繫げた状態↓



そしてキャリアからのステーを受け止めるサイドバーを製作します。↓



このサイドバーから立ち上げてキャリアに連結される予定です。↓



左右のサイドバーまで製作して一区切り。

工房では過去 何本もキャリアを製作しています。
素材はアルミでも作りますが、今回はスチールパイプでの製作です。

普段は外せるように ボルト連結で製作する予定です。

完成を楽しみに待ってて下さいませ
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