クランクシャフトのサイドクリアランスを確認して、もう一度ケースを割る。
そのあとミッションを組み込み、パッキンと液ガスを併用してケースを組んでいく。
液ガスは使わずに済めば良いのだが、過去経験からして使わずにいられない^^、
このケースは前期タイプなので、キックのラチェットギアを押し込むのに板バネを使うのだが
後期タイプはコイルスプリングに変わっている。
板バネの押し込みが弱くてキックギアの咬み合わせが抜けたりするから、押し方を変更しだって事は弱点を改良したって事ですねぇ。
コイルスプリングを止めるプレートの固定穴が片側無し。
少し加工して固定する。
半自動で点付けした後、補強で隙間をロウ付けした。
クラッチハウジングとの隙間を確認する。
取付はまだ仮なので確認後、もう一度バラしてスプリングを取りつける。
ただのケース交換でないので、いろいろ手がかかりますねぇ^^;
その後硫酸に漬けてスケールを落としてからロウ付けするのですが、そのままロウ付けも可能なのでしょうか?
参考書には2ミリ程度の真鍮リベットやボルトで仮止めしてロウ付けとか書かれているのですが、面倒なのでTigで仮止めです。
見ていてそれを思い出しました。
ライブスチームは細かそうですね~^^;
今回は一度点付け後外してブラスト、その後トビノ棒で付けてます。
ワイヤーのタイコを付ける時などはフラックス後ロウ付けしてます。
トビノ棒はフラックスが巻いてあるので,今回のような作業には簡単で良く使用してます^^