モーターサイクル日記

モーターサイクルと日常

DUCATI250 Mach1 (記録用17)

2015年02月27日 | メンティナンス
シリンダーヘッドを外し、各パーツのチェック。

カムシャフト





ちょっとピントが甘いが段付がわかるだろうか?






ロッカーアームにも段減り

インレット





エキゾースト





本来当たり面は同じ厚みなのだが、インレットが薄い。






これは当たり面の段減りを嫌って削ったのだろうか?


前回は気が付かなかったが、奇麗に洗浄したら溶接跡が。




このヘッドは殆どの雌ネジにヘリサートを施してある。


またゼネレーターは出力の低い40Wタイプが付いていた。





マッハ1は60W出力が正規だと記憶してる。


続く


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DUCATI250 Mach1 (記録用16)

2015年02月27日 | メンティナンス
キックギア内部のブッシュを製作 入れ替えた。



タコメーターケーブルがハンドルを切ると突っ張ってしまうので、ジョイントを製作する。

長めのケーブルがあれば良いのだけど、探してるより作った方が早いと思う性分なので^^;



こんな感じで完成



エンジンはガシャガシャしたノイズが気になる。

最初からちゃんと直せよ と思うかもしれないが、一応ヘッド周りの修理はしてあるとオーナーから聞いてる。

それなら一度エンジンかけて見ようと言う事で試したのだが、もう一度ヘッド周りの整備を行う事になった。

また12V化に着手したのだが、肝心のゼネレーターの発電がしょぼい。。

このあたりも用確認だ。


外装では平行してシートの再生

ぱっと見はきれい?



ちょっとめくると。。。



錆が~~



ブラストで錆落とし




続く
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DUCATI250 Mach1 (記録用15)

2015年02月20日 | メンティナンス
始動を試みようと何度かキックを踏んでいたところ、いや~~な感触。。

キックが空回りして噛み合わなくなってしまった。

一応キックは踏めたので、あえて分解して確認しなかったのだが。。。。

クラッチケースを開け、クラッチハウジングなどを外す。



ギアは欠けていないようで安心した。



原因は上のギアを押す板バネが弱い事と、ギア内部のブッシュが減っていてガタガタ。



押す力が弱い+斜めに動いてしまうので奥のラチェットギアが嚙み合わなく空回りしたようだ。

またブッシュを製作して直さねば。

ナローのキックはワイドよりデリケートなんで、馬鹿力で蹴らないのが肝。

続く
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冷間時始動不良

2015年02月20日 | メンティナンス
かなり程度の良いR100RSの修理依頼。

冷えた朝 一発目の始動が悪くなって来たとの事。

年式的にもゴム系キャブレターインナーパーツは怪しいので、OHを兼ねて交換してみる。



交換パーツはダイアフラムやOリングの類。



その後同調など一通りの調整を行い、翌日朝一番の始動を確認する。

暖まると全く問題が無く始動できるので、確認のための待ち時間が長い。

結果 始動性に改善は見れなかった。

冷間時、片肺気味に始動するのでIGコイルが怪しい。

試しにダイナコイルを取り付けて、同じ条件で試したところ劇的に改善した。



これが純正のIGコイル 



そういえば前にもIGコイルの不良があった。

今回はキャブレターのOHも兼ねて、燃料系 点火系共リフレッシュしたと言う事で解決である。

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DUCATI250 Mach1 (記録用14)

2015年02月18日 | メンティナンス
ここのところ細々した仕事も重なり、なかなか更新できなかった。

それでもマッハ1は、だいぶモーターサイクルらしい形になってきた。

オーナー様が楽しみにしているので各部の写真を。













今後はエンジンの始動に向けて準備して行く。

続く

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DUCATI250 Mach1 (記録用13)

2015年02月12日 | メンティナンス
配線(ハーネス)を作り始める。



べベルシャフトのガタ

ガタの酷い(凹んだ部分)低温ロウ付け後オイルストーンで研磨。

ガタも無くぴったり納まるように修正完了。



シリンダーはこんな感じ。



ピストンは



0,5ミリオーバーサイズが組んである。




今回はこの状態で組んでみる。

駄目ならまたやれば良いし、シングルなので苦にはならない。

続く
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DUCATI250 Mach1 (記録用12)

2015年02月06日 | メンティナンス
べベルシャフトが抜けなかったが、スライドハンマーの連結具合を改善してひたすら作業。

昨日からこの作業で右腕がパンパンになってるが、それでも何とか抜けた~^^;




気になった連結部分はこの状態。

シャフトの切り欠きがスリーブの中で、上下合わさった状態になっている。

見たところ錆は無いようだが?





抜けなかった犯人はコイツ。

薄い鉄片。




べベルシャフト上下のガタ(遊び)を嫌って鉄片を噛ませたのだろう。

シクネスゲージなどを噛ませて組んであった物も過去あったが、やはり次の分解時の事を考えた修理と言えない。
この箇所は要修正だ。

べベルシャフト上下のベアリングとホルダー。





クラッチ側クランク左エンドも削った痕が見られる。





続く
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DUCATI250 Mach1 (記録用11)

2015年02月05日 | メンティナンス
相変らず牛歩のごとく進む作業だが、外注に出していたメッキが少し早く仕上がってきた。

組める箇所は、先行して組んで行く。











エンジンの腰上を点検するため作業に入ったのだが。



うーん?ベベルシャフトトンネルとヘッドが外れない?

本来はこんな感じで外せるのだが。



仕方ないのでベベルシャフト側を、残した状態でヘッドを外す。

この状態で上側のベベルギアを、スライドハンマーで引き抜く。



楽勝かと思ったが、全然抜けてこない。。。



下側ベベルギアのホルダーを外して引っ張っても、ギアがケースに当るまで上がってそこからは微動だにしない。




これは困った。

ベベルシャフトは上下分割で連結されてる。
そこが錆びて固着してるのだろうか?

続く


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