モーターサイクル日記

モーターサイクルと日常

DUCATI350セブリングの再生 その13(車体編)

2016年02月25日 | メンティナンス
工房ではペイントも自家で行なうのだが、なにぶん狭いので各パーツを一度に仕上げられない。

フレームをレッドで塗りあげたら乾燥を待って、他のレッド系パーツを塗る。

シルバーはまた別の日で、塗りわけタンクなどはかなり後回しになる。

最近塗装作業は外注に出したいなんて、真面目に考えたりするんだよね。

車体編ではすでに塗られているが、ペイント作業中は必死なので写真を撮る気にならない。

スイングアーム

スイングアームピポットシャフトとブッシュを交換する。

新しいブッシュをスイングアームに圧入。





圧入すると内径がキツクなるので、リーマーでシャフトがスムースに通るように削ってやる。





アンダーブラケットはネジ穴をタップでさらっておく。

インナーパイプがスムースに通るのも確認。





スイングアームとステムを組み付ける。





前回仕上げたサスペンションも組んでみる。






まだまだ続く。
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DUCATI350セブリングの再生 その12(メッキパーツ編)

2016年02月24日 | メンティナンス
メッキに出すパーツのチェック。

セパレートハンドル。





画像だとわかりにくいが追加で開けたであろう10ミリ穴、この周辺が沈んでいる。


おそらくバックミラーを取り付けていたのだろう。





この穴はバックミラー取り付け部として利用する。

カラーを作って。





カラーを間に入れる。






この状態で軽くロウ付けしておく。

これで潰れる事はないだろう。





続く
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DUCATI350セブリングの再生 その11(Fフェンダー編)

2016年02月22日 | メンティナンス
350セブリングの再生は思うように捗りませんが、それでも少しづつ進んでいます。

下地処理(サフェーサー仕上げ)が残っていたFフェンダー。

パッと見は程度が良さそうだったけど、ステーのカシメを飛ばしてみると結構な錆が。






もう一つのステーを外すと、溶接の跡が現れました(波印部分)

どうも一度切って、長さ加工を施した感じです。





フェンダー全体もパテ整形の可能性大です。

結構厚化粧ですよ^^;





さてどうしましょうか。


続く
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DUCATI350セブリングの再生 その10(Fフォーク編)

2016年02月19日 | メンティナンス
Fフォークインナーパイプは新品で、交換に関しては過去記事http://blog.goo.ne.jp/triumph-t100c/e/a771e304f70b96e7ae42e1dd857887d0と同じなので割愛。


ボトムケースとインナーパイプを組み付けるボルトのガスケット





アルミタイプに交換します。





フェンダーを止めるボルトを交換したいのですが






途中で折れました。





折角なので全てをヘリサートで補強しておきます。





ボトムケースを磨く前に済ましておけば良かったかも。


続く
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DUCATI350セブリングの再生 その9(リヤサス編)

2016年02月16日 | メンティナンス
セリアーニショックの続きです。


オイルシールホルダーとバンプラバーも新品です。


これまでは内部のオイルシールのみを交換していました。






元どおりに組み付けます。


ダンパーはそこそこ復元しました^^





前回のボラーニリム

スポークも組んで形になっています。






続く
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DUCATI350セブリングの再生 その8(リヤサス編)

2016年02月15日 | メンティナンス
本日はリヤサスペンションの修理です。

セリアーニ製のリヤサスペンションです。





自作の工具で分解します。





ボールと溝が見えるでしょうか?

この溝位置で三段階の強弱調整が出来ます。





スプリングを外すと、汚いオイルらしきものが。。。






ダンパーユニットを分解します。






オイルはこれだけしか残っていません。





ダンパーユニットを分解。

清掃して組み直します。





溝にはまるリングは交換です。

左が古く、右が新しい物。

これはシリンダーの中をスライドするピストンリングのような物です。





今回はこんな部品までオーナーさんが調達してあるので、作業が非常に楽ですね^^



続く
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ヤマハTX650コンロッド修理。

2016年02月12日 | メンティナンス
ヤマハTX650(このブログにも何度か出ています。)のコンロッドから異音が出ました。

ちょっと馬力を上げた仕様なのでストレスが溜まったんでしょうか。









無事にクランク修理も終わり、再び走れるようになりました。


長くお待たせして申し訳ありませんでした。
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雑感

2016年02月12日 | 雑記
今日の新聞を読んでいると(地元誌)、県内最年長の女性が109歳でお亡くなりになられたとの記事がありました。

そしてその女性は小学校の頃、かの本田宗一郎さんと同級生だったとの話です。

宗一郎さんが生きてらしたら、そんな年齢になっていたんですね。

もう亡くなられて25年が過ぎたんですね。

本当に月日の流れるのは早いものです。

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R1100S軽整備

2016年02月12日 | メンティナンス
バッテリー交換を頼まれたR1100S

カウル類を外すのが一手間で、ココまで外さないといけません。





燃料ホースも点検して悪ければ交換を頼まれてたんですが、その前にやらねばならない箇所が出てしまいました。


この頃のRシリーズの欠点、ハーネス被覆の劣化です。






これが原因でハーネスが擦れてショート、危うく火災なんて洒落にならないので真っ先に補修します。

ハーネステープを巻いた後、スパイラルチューブで保護しておきます。




目に付く箇所は補修完了です。






続かないかも?

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DUCATI350セブリングの再生 その7(ボラーニリム編)

2016年02月10日 | メンティナンス
なぜか入荷したリムは、ニップルホールが開いていませんでした。

自分も組み込む寸前まで気が付かなかったです。

まさか穴が開いてないなんて、思いもしませんでしたから(笑

その後は穴を開けてくれる業者を探しましたが、なかなか良い返事がもらえません。

今まで沢山のHリムを購入してたR○エキ○ルなんて、問い合わせメールも無視ですし。。。

オーナーの了承を頂き自分で開ける事にしました。

スポークの角度はハブ(車軸)の径や幅で変わります。

ただ闇雲に開ければ良い訳でも無いので、自分なりに考えてみます。

まず簡単な治具を作ります。

こんなのです↓






これを実車ホイールのスポークに固定します。





スポークの角度をトレースする感じです。

元ホイールのスポーク角度は、ロングシャンクドリルと平行に調整。





下穴を開けて行くのですが、想像してたよりアルミが硬い。





治具のドリル径を数回変えて開け、スポークを通してみます。





微妙な角度を修正しながら組み込んでいきます。





それでもニップルを締め込んだ時に、ニップル座面とリム座面が上手く合わず首を曲げる奴が出ました。

そんな奴をリューターで修正しながら組んで行きます。


何処かでやってくれませんかね~?


もう一台分あるんですよ~(泣

コメント (4)
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