モーターサイクル日記

モーターサイクルと日常

BSAのマグネート

2015年07月31日 | メンティナンス
193○年代(だと思う)のBSAが入車した。

バルブスプリング剥き出しの粋な奴である。






英国はバーミンガムの小銃を作ってたメーカーで、Birmingham small arms trade associationの頭文字を取ってBSAなのは有名な話。


今回の修理依頼はスパークが出ない事。

よく言うマグネートの不良だろうか?

確かにキックしてもスパークが出ない。

分離にかかる。


タイミングギアカバーを外して







マグネート駆動用のギアを抜く









そうすればマグネートユニットがごっそり外れる。







いつもこのタイプのマグネートを見ると思い出す物が二つある。


一つはエレキテル(笑







そしてもう一つが家康の時計







{四角い} {電気、機械仕掛け} {旧い} このキーワードが何となくマグネートをイメージさせるのだが、個人的な思い込みなのでどうでも良い(笑


分解していく







トップカバーや磁石を外していって











コンミュテーターのハンダが浮いてる。

ベースにガタがあり、いじっていた時に浮いたのか?







ベースのガタを直し、ハンダを直して試してみよう。



もし駄目ならバッテリー点火へ変更して欲しいとオーナーさんから言われているので、コレで直ればラッキーである。



続く
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メーターパネル取り付け加工

2015年07月25日 | メンティナンス
DUCATI900SS風に改造した(ベースはMHR)車体に、それ風のメーターパネルを取り付ける。

まず今付いてるメーターが入るように穴を拡大(ベースはFRPなのでサクサク削れる)。







メーターを通してみる。







パネル裏側に、メーター固定用のベロをFRPで追加。







メーターを抜くとこんな感じ。







メーターとベロをバンドで固定、これで動かない。







カウルステーを外し元のメーターステーを削り取る。(画像なし)









パイロットランプなど配線をして






表側







わかる人にはわかる、ぱっと見純正っぽくなった。



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懐かしの。。。

2015年07月23日 | モーターサイクルの話
ちょっとした修理で入った、かなり綺麗な車体のAR50。

当時カワサキのフルサイズ50ccとして人気を博した。






リヤビューは劇的に細い。

原付ナンバープレートの幅が目立つほど^^;





この頃は各社からフルサイズ50ccが販売されていて、バイクの基礎を覚えるには最適だったと思う。

懐かしいなぁと思い出す方も多いのではないだろうか
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SRX600 エンジン編 その2

2015年07月23日 | メンティナンス
前回ピストンをオーダーして「1ヶ月待ち」と言われたのだが、思ったより早く入荷した。

早々にボーリングに出さないと。









ノーマルはボア96mm ストローク84mmで608cc

JEピストンはボア97mmで 620ccになる。


続く
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SR400 カスタム マフラーガード

2015年07月17日 | メンティナンス
アップマフラーで火傷をしないように、マフラーガードの製作を行う。

このSRのエキパイとサイレンサーは、スチールにクロームメッキ。

溶接でナット等を付けると、メッキの色が変わってしまったりするのでなるべく避けたい。

色々試行錯誤したのだが、ガードの素材はステンレス丸棒の4ミリФで作る事にした。

アルミ板のガードも考えたのだが、オーナーがアルミは熱が伝わり易く熱そうで嫌の一言で却下(笑


元のエキパイやサイレンサーには加工を加えず、取り付けボルト等を利用したガードになった。


エキパイ側

この部分はトライドンバンドでステーを固定している。








そして中央はエキパイと、サイレンサーの連結バンドのボルトと共締めした。

このステーのおかげで、ガードを脛で挟んでも弱い感じはしない。







そしてエンドの三点止めでガードを取り付けた。








溶接するのにステンレスを押さえ付けたり、微妙な曲げを付けたり難易度の高い作業だった。

ワンオフの味が充分楽しめる、マフラーガードになったと思う。



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SRX600 車検 新規登録 記載変更

2015年07月16日 | メンティナンス
中古車で仕入れたSRX600の車検 登録関係が完了した。

昭和60年式なので係員の方に「旧いですね~」等と言われるのだが、私にとっては現行車(笑

ハンドルがUPなので記載変更のため、測定コースで寸法を測ってもらう。

これで車検完了。

ナンバーを購入し、晴れて公道デビュー出来る。



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SRX600 エンジン編

2015年07月14日 | メンティナンス
前回CRキャブレターのOHを済ませたSRX600だが、コンプレッションの低下とオイルの消費が気になるため腰上のOHを行う。

SRXはエンジンを下ろさなくても、シリンダー上の分解が出来る。

ヘッドカバーを外して





ロッカーアーム面やカムシャフトに異常は見られない。





ヘッドを外すと。。。

真っ黒なピストンヘッドが。





バルブを外していく





バルブシートにはかなりカーボンを噛んだような跡が。。

コンプレッションの低下はこのあたりも関係するだろう。






ピストンはそこそこ磨耗や傷が見られる。





これからの修理の流れは

バルブ交換 シートカット ピストン交換 シリンダーボーリングになるだろう。


この異常な黒いカーボンは、セッティングが濃いためなのかオーバーフローの産物なのかはっきりしないが

どちらにせよきちんとした燃焼をしていなかったと思われる。


ピストンはメーカーにないので、社外を使うことになりそうだ。

オーダーはしておいたが1ヶ月くらいかかりそうなので、SRXエンジン編はしばらく間が空きそうだ。




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R100GSの外装パーツ修正ほか その4 完成

2015年07月13日 | メンティナンス
引き取り時にFホイールの違和感を感じたのだが、どうもエアー圧が低いようだ。

測ってみると1.0kgf/cm2ほどで(最近はkpa単位か)二ヶ月で半分落ちている。

パンクだとしたらかなり小さな穴だろう。

R100GSはスポークホイールだが前後チューブレス、リムごと水に入れて調べてみる。

ごく微量にバルブから漏れている。

かなり時間を置かないと漏れがわからないレベル。





タイヤを落として、バルブを外し中のOリングを交換する。





もう一度点検。

今度はOK.





納車時に走行したが、F周りが落ち着いた。


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R100GSの外装パーツ修正ほか その3

2015年07月10日 | メンティナンス
R100GSのサイドカウル 欠損を修理する。

欠損部分





泣く子も黙るプラリペアで補修


裏側





表側も補修





もう一箇所 上側





補修した部分はココに固定される。






十分な強度で補修できた。

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R100GSの外装パーツ修正ほか その2

2015年07月09日 | メンティナンス
写真だとわかりにくいが、センタースタンドを伝わってOILが漏れている。







伝わってくるのが左側なので、オイルプレッシャースイッチを見てみると接着剤で固めた跡が。





外して交換する。






前記事で作っていたコレ↓は





このベースに使う。






何やら 御子息に誕生日プレゼントしてもらったそうで




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