森歩き 事務局日誌

森に山に、森林ボランティア活動に、面白い物があれば何でも見に行きます。

田尻小学校 観察会の下見は下見

2019年11月13日 | 自然観察会

観察会は済んだのだけど 下見の話をさせてくれい

田尻小学校の3年生の観察会は 学校のすぐそばの霊山のほうへ上がる道でする

コウヤボウキが花盛りだけど 子どもたちは興味ないだろね  →当たり

で、シリブカガシのドングリは人気すじなので 全部の子どもにいきわたるよう 一人一個と事前打ち合わせ

(それでも当日後から来た班には十分にいきわたらなかったみたい。 ついついたくさん拾っちゃうのよねえ~)

マメカメムシが 葉っぱの裏にごっちゃり  裏返したときに何匹か落ちた  ぎやあこれ臭いんだよねえ

ヨモギハエボシフシかな じぃえんじぇん興味なさそだった  誰か虫こぶに興味もって研究者にならんかな~

これは絶対人気の ヤブムラサキ  今年はたくさん実がついてます

そして 1枚だけよ ということで 葉っぱをお土産にした子続出  これ触ったらやめられんもんね

ナガコガネグモの卵嚢  誰もスゲーって言ってくれんかった  ちょっと寂しいぞ

これは大人気 というかあっという間に棒を突っ込まれて 崩壊続出  今頃キムラグモさんはぶつぶつ言いながら修繕中でしょう

担任の先生は 初めて見たと感激  それをすぐ子どもたちが壊したと言って プンプン

大人は見つけて大喜び  四つ葉のミツバ 食べたらいいこと起こるかも 結局誰も食べなかった

で、今回の観察会で子どもたちが夢中になっていたのは  ハゼノキの実を拾う事

ハゼノキの実は通称「ねずみの小判」黄土色で平たい楕円形ですじが入って 5mmサイズの小判のようです

ネズミだったら大金持ち! と言っていつまでもせっせと拾っていました。

人間の社会ではお金として使えませんよと言っても止めません。

年少時の大事なものランキングは大人と全然違うというのを忘れてました。  でも君たちもう3年生だろ いいのか!

 

 


骨ものがたり  環境考古学研究室のお仕事

2019年11月12日 | 書籍紹介

図書館を徘徊しているときに偶然見つけた

骨の本  骨のこと研究している人がいるのは知ってたけど 中身は全然知らなかった

A5判の小型本 どうも飛鳥資料館の春季特別展の図録 らしい   アマゾンになかったもんね

ま ともかく ページをめくると いきなり研究室の中に入れてもらったような気分になり

そのまま 置いてある骨にたどり着いて 説明が始まる みたいな感じです

奈良県内に出土する あらゆる骨 集めて洗って組み立てて 同定 分析 で、知りたいことは 人とのつながり

化石調べではないので 新しい骨も資料(同定するため)として準備

どの時代の人はどんな暮らしをしていたのか 何を食べていたのか 骨に傷がついていたら(カットマーク)刃物の傷後 食べられた跡かな

本当に骨が好きなんやなあ 骨の組み立てはまるでプラモを作るように楽しんでいるようです 本当は大変なんだろうが楽しそうに見えるよ

 とにかくホネホネの本です 発掘調査の様子や それに必要な道具の説明も有り。 ジャンバーは冬用のドカジャンだそうです

写真と図版が多いので 楽しい本です。写真がいいのです。

人骨ばかり調べている人の本も面白かったけど 動物たちの骨もいろんな話をしてくれるそうです。

先日家畜の本を読んでいたら イヌは 初期は人間に食料としても飼われていたと書いてあって(今でも食べてはいますが) これも骨から分かることで

ハマる気持ちはよくわかる けど夜な夜な大鍋でぐつぐつ、、はあんましやりたくないなあ

 

 


研修旅行in阿蘇

2019年11月04日 | 旅行

わが NPO法人の今年の研修旅行は 阿蘇に行きました。

昨年に続いて 地震の跡地を見ようというのもありました。

阿蘇神社は ずいぶんと復興していました。 まだ中まで入れないのですがお参りする人も多く賑わっていました。

中岳の噴火の様子を眺め

草原の花をめで リンドウがあちこちに咲いています。

ヤハズハハコにも会えました  センブリやヤマラッキョウ ウメバチソウ 終わりのアザミ

夜は内牧の温泉につかって 赤牛をたくさん食べて

次に日は 火山博物館でべんきょーして 前の草原で 馬糞をつつきまわして

ダイコクコガネ探しをしました あんまり見つからなくてこれはダイコクさん? センチコガネもおりました

橋の崩落現場は ずいぶんと工事が進み ここではない場所に新しく橋をかける工事が始まっていました

崩落現場近くに ヒマワリ畑がありました。 今が花盛りです。 

この近くで 亡くなられた方が大勢いらしたので そのお花畑かなと思いました