森歩き 事務局日誌

森に山に、森林ボランティア活動に、面白い物があれば何でも見に行きます。

台風は? よけたみたいだよ 県民の森観察会

2016年09月05日 | 自然観察会
朝起きたら雨が止んでいた。あれ暴風雨になるんじゃなかったのか?  仕方がない、箒をもって地区のお掃除。
それからたぶんモニ1000もないので そうだ!県民の森の観察会に行こう!!
てなことで 県民の森のオオイタサンショウウオ池を見に行きました。

えっと アカハラじゃないよね。 オオイタサンショウウオだ。

池の中には 小さい(幼い)のがいっぱいいます。 まだ外サイ(ひだのようなもの)がついてます。これって大体5月ごろです。
陣屋の村も下判田もみ~~んな 成体になって上陸しています。  まだおるやんか!
ここでの産卵は12月から始まったので普通に行われています。ということは 多分だけどね ごはんが足りなくて大きくなれなかったみたい。
というのもこの池は昨年大掃除をして 池の中の腐葉土とかきれいに片づけてしまったのです。で一緒に微生物とかプランクトンとかがなくなって
ご飯が足りなかったので まだ小さいのでは と思われます。
こうゆうこともよくありまして 2年越しで大人になります。  でも問題は 今年の冬がきて産卵した卵を2年ものが食べてしまうかも、、。
とにかくこれから冬まで観察を続けることとしましょう。
観察会で歩きます。

タンキりマメ が あっかんべ

ミヤマウズラも咲いてます。  なんか和菓子のよな名前だなあ。
花はIさんによれば クリオネだそうです。

なるほど。  うずらうずら

カラスの葉っぱをとって! って言われて ウラジロのことでした。以前これで遊んだのを覚えていてくれてのリクエスト。
小さい人が みんなで飛ばしっこしてます。 やっぱ観察会はこうでなくっちゃ。

台風が来る らしい?

2016年09月03日 | 自然
どうやら大型の台風が九州上陸にするらしい。 でたまの休みの土曜日に思ったことは 来ないうちに遊びに行こう!
てなことで 陣屋の村にお出かけ。
ハンミョウに案内されて ヌスビトハギやキツネノマゴ の小さな花を見て 今日は小さな花を撮ってみようと思った。

イノコズチの花を撮ったら アリさんが花に来ていた。 すごいなあ イノコズチも蜜があるのかしら、、。

ヤブランにも アズチグモが来て なにやら虫を捕まえている。もうここらへんから 花の写真はいいやと思い出す。

それでも シロバナサクラタデが今年も咲いていると 嬉しくなって写真を撮りに行くと
側のカヤの葉っぱに 

クロコノマチョウの幼虫が たあ~くさん いるではないのっ  うれしいな さっそく顔撮り

黒猫みたい

おかあさんが心配して ひらひら   大丈夫 食べたりしないよ。
川の中には

オタマジャクシが いいのかなあ もう9月ですよ。上陸してたくさん虫を食べて冬に備えなくてはいけないのに、、シュレーゲルアオガエルかな
お出かけすれば いろんな生き物に会えて やっぱり山には行くもんだ と思う。
最後にお土産もらいました。

今年は早いのかな、台風来たら全部落ちてしまうのかな。 イノシシが食べ散らかした跡がありました。

牧野富太郎  花はなぜ匂うか

2016年09月02日 | 書籍紹介
牧野大先生の 晩年のエッセイ本です。

表紙は センセによる ジョロウホトトギスの絵です。この絵は記念切手の絵にもなっています。  いいですねえ。今お山はホトトギスの季節です。

で、なぜ花が匂うかって? そりゃあ虫たちに来て花粉を運んでもらいたいからでしょ  など実もふたもないこといってはいけません。
先生の手にかかると 花たちと虫たちの素敵な関係が まさしく匂うように書かれています。  ああこんなふうに表現できるのねえ。 自然観察指導員 反省っ
葉っぱだってそうです。 雨を受け止めると 根元に水が流れるようにすじが入っていたりするのです。そのためにも頑張っているのです。

なんせ花は「愛人」と公言してはばからない方です。 で、日本中の奥山 僻地に 花に会いにお出かけになる。 の割にはお子さんが13人。まめな方です。
植物を愛してやまない 手放しで絶賛 夢見るのは植物の天国のようなところ  山いっぱい椿を植えたいとか、、。
日本の植物に名前をたくさん付けられた方だけあって 分類についてはいろいろ書いてあります。この本には図版が少ないのでその点が残念です。

花を愛する人には悪人はいない。 みんなが植物を愛でるようになれば 世の中は平和になる と何度も書かれています。
私も本当にそう思います。 希少野生植物などの保護が必要なお花の盗掘がなくなればいいのに。こういうのは花を愛する人ではないのです。

植物研究会の旅行が台風で中止になってしまいました。Nさんは下見に何度も行かれて調べてきてただいていたのに。 残念無念じゃ。