森歩き 事務局日誌

森に山に、森林ボランティア活動に、面白い物があれば何でも見に行きます。

内職をしてるのだ

2012年10月18日 | 日記
 これは仕事ではないよな。 では遊んでるのかというとそうでもないので内職?
でも、お金にならんし、昔から内職は金にならんと相場が決まっている。


ドングリをたくさん拾ってきて 広げています。
   おいしそでしょ。 でも食べないのよ。縄文人ぐっとガマン。
手前の箱がマテバシイ 奥のがクヌギです。これらを

クヌギは独楽に マテバシイはペンダントに 夜な夜な加工しています。
内職です。 本業でない仕事は内職・アルバイトと書いてあった。

これは 20日・21日に別府公園である「大分農林業祭」で、「もりりん」のぬり絵を
してくれた子ども達にプレゼントするのです。
「森との共生推進室」のブースです。子どもでなくても、ぬり絵をしてくれたら、あげますよ。
毎年すごい人がくるので、たいていこのドングリは無くなってしまいます。
みんな結構喜んでくれるので、嬉しいのです。

オプションで、ドングリ笛も作っています。(オコジョの人形が持っているもの)
マテバシイに穴をあけて中身を取り出しただけの簡単なものですが、高いいい音が出ます。
これはね、鳴らすことができた小学生にだけあげています。
去年は、小学生男子5人組がきて、鳴らせたのは1人で、得意そうに持って帰りました。
こんなのも 楽しみです。

かどわかし

2012年10月16日 | 自然
落ちていたので 拾ってきた。クチバスズメさん。
これって かどわかしになるのかしら。
公園のクヌギの下におりました。 公園に来た人に踏まれるか、キモイといって投げ捨てられるやもしれません。


連れて帰って ナラガシワの植木鉢においたら 枝を登っていました。

柑橘系の木には 先住者の ナガサキアゲハさんたち

3齢も

4齢もおりますです。

 近頃住み着いたモズやら パトロールに来るフクロウやらで
 庭では ヒヨドリやらスズメやメジロがあまり顔を見せなくなりました。
 カラスは来てますねえ。  なんだか荒っぽい感じになりました。 
     
で、ふと気がついたら 家の上がり口に

イタチやろうのうんちがっ。 あーやだねえ。 田舎だねえ。

 なんて、実はしばらくぶりなので、嬉しかったのです。もう近所にいなくなったのか
 と思っていたのですが、挨拶に来てくれました。
 えーよ、チョウセンイタチでもニホンイタチでも。
  たぶんチョウセンイタチ。いいのさ ここには領土問題は無いのだから。

食欲の秋

2012年10月15日 | 自然
皆様 食欲の秋ですよ。 いい季節になりましたね。

  と言いつつ、夏に夏ばてして食欲の無かったことの無いわが身。
  デブ化する 危険な季節となりました。

で、皆様は というと

ほぼ 完食  固い筋の所だけ残してます。 フクラスズメさん よく食べました。

ナガコガネグモさん お食事中   何 見てんのよう シツレイねっ

観察会では こんなおっきいアケビが取れて 子ども達は大喜び


 稲刈りの終わった田んぼで 火をいれてます。来年 灰がいい肥料になります。

 こんな里山風景を眺めると 今年もお米が食べられると安心するのです。 

富士山を見に

2012年10月11日 | 旅行
ちょっと遠くまで 静岡まで行って 富士山を見てきました。
ほんと日本人て 富士山好きですよねえ。
私なんぞも 九州モン丸出しで 天気が悪くて見えなかったので騒ぎ出し
3日目に見ることができたので 安心して帰ってきました。

熱海の方向から眺めた富士山  いいですなあ 
この場所でもよく見えるのに
さらに

ケーブルカーもあって 富士山見の展望台もあるのです。
新幹線や飛行機で 富士山が見えるとすごく得した気分になるのは私だけではないと思います。帰りの新幹線で 小学生が富士山が見えると喜んでましたもん。


で、新幹線。 このマークの文字 すごいレトロな感じです。
鉄ちゃんの ウケねらい?

  富士山にちなんだお菓子の種類が山のように静岡にはありました。
  「富士山のように」という菓子をお土産にいただいたので 
  食べながら帰ってきました。 甘し、でも美味し!

ゴリラの森でうんちを拾う  -腸内細菌学者のフィールドノート

2012年10月03日 | 書籍紹介
作者の 牛田一成さんは 腸の中の細菌を研究している。 よって腸からでてきた
ウンチを求めて 世界中のあらゆる動物のウンチを拾いに行くのです。

ゴリラ、ゾウ、サル、ブタ、ヒツジ、、、、、
ギニア、チベット、ネパール、ブータン、、ヨーロッパも

腸内細菌についてのレクチャーのページがあって分かりやすく書いてあります。
  なるほど ウンチは粘膜につつまれて出てくるのか  とか

細菌を採取しても 培養するための保温装置がないのでお腹にラップでまいた とか
現地ガイドのお葬式の話、山岳隊の遭難の話
世界各地の食べ物の話 調査用に解剖した動物は その場で調理される。
お酒の話 論文の話 インドの野良牛の話 次から次へとまあこんな面白い話ばっか


 秋の夜長を楽しみたいのなら お勧めです。

ところで このブログに書籍紹介でのせた カタツムリを食べるヘビの話
あの研究者の細さんが ヘビにしっぽをとられたカタツムリがトカゲのように
しっぽを再生させるということを発見したとニュースに出ていました。
すごいね、研究は続く です。

上がしっぽをとられたカタツムリ
下の写真が 再生したしっぽ(白っぽいところ)  ネットのニュースから

 生き物って本当に面白~~い。 もっと長生きしてやるぞ。