森歩き 事務局日誌

森に山に、森林ボランティア活動に、面白い物があれば何でも見に行きます。

サイエンス・カフェ 3 くじゅうの過去~現在~未来

2015年06月20日 | サイエンス・カフェ
3回目のサイエンス・カフェは 昨年からの持ち越し くじゅうの自然保護
長者原ビジターセンターのセンター長 種村 英大氏が講師です。
題して 「くじゅうの過去~現在~未来」
 くじゅう地域の保護と利用の現状や問題点、未来へとつなげるために
 どんなことをしたらよいのか、そのアイデアを皆さんで
 話し合いたいと思います!

とのっけからどーんと問題提起です。

やまなみハイウェイができて 沢山の人が来るようになった くじゅう
 最初は ゴミ問題。 今はゴミは持ち帰りが常識ですが当時は捨てていったらしい。
 次は  希少植物(ミヤマキリシマ)の盗掘 トラックでごっそり盗っていったらしい  ひどい
     守る会やらができて がんばります。
 次は  野焼き 主催者の高齢化で下火になっていたのをボランティアも参加して復活 が人身事故によりまた できなく、しなくなってきた。ボランティアも受け入れない場合もある。

 次は  外来植物による自然破壊  オオハンゴンソウ 抜いても抜いても生えてくる
 次は  リゾート開発で土地が売られていく
 次は  メガソーラー乱立による 景観・自然破壊  荒れたままよりクリーンエネルギーということらしい


   ふうやれやれ まだまだ細かく書くといろいろあるのだ。
 土地の持ち主に この土地はこういう使い方をしてくれと他人がお願いしても なかなか無理であります。

さてこれから どうしていくのか

種村氏の説明のあと意見交換

法律などを作って守る方法が一番確実なのだけど できるまでに時間がかかりすぎて 間に合わない。

地域のさまざまな団体・個人・企業・行政で ネットワークを作ってます。 ネットワークを今より広げて 
大分県民みんなで いや山開きには他の県から沢山人が来るので その方達も入ってもらって やっていこう
 というような話をいろいろしました。

これから みんなのくじゅうを守るために いろいろなお願いをすると思うけどその時はよろしくね。