toty日記

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雨戸をはずして

2006-03-23 19:03:00 | おおはる話(母のこと)
昔、私が高校に通っていた頃、
姉の友人を中心に、
我が家で料理教室を開いていた時期があった。

母(おおはるさん)は、美味しいもの好き、
中江百合さんという方に料理を習っていて、
たまったノートがあった。

中江先生は、その頃だったら、
決して教えてくれなかった、
お料理屋さんの板前さんに頼んで、教えてもらったり
そのものの味を大切にする方だった。

きっかけは覚えていないが、
料理を教えてと、頼まれて
月に1~2回姉の友人が集まった。

だいたい、10人前後集まるのだが、
みんなで食べられるようなテーブルはない。

そこで、雨戸の出番なのである。
雨戸をはずして、いつも使っているテーブルの上に乗せる。

大きなテーブルクロスもないから、シーツである。

皆さんが集まるまでに、
その日の料理法の説明を用意する。

コピーも無い時代だから、
カーボンを間にはさんで、
紙を10枚重ねて料理法の写しを作る。

これが、私の役目だった。
かなり、筆圧高く、ぎしぎし書かないと
うまくいかない。

この10枚カーボンは、下のほうに行くほど、
薄く、ぼやけたものになる。

鮮明に写されたものが、取り合いになったり
それも、楽しい思い出だ。

姉が大学を出たら、
就職先の友人が、メンバーになった。
その後は、私の友人がメンバーになった。

最後の頃は、コピーも登場し、
だいぶ準備が楽になった。

日ごろ、家族に相手にされない
父のだじゃれも、誰かが相手をしてくれるので
父も、ご機嫌だった。

その頃の姉の友人に会うと、
あれは、楽しかったという話がでる。


雨戸をはずして! クリック!

写真は、ヒマラヤ雪ノ下。
近所の家の前に咲いていました。

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5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
雨戸! (レオ)
2006-03-23 23:12:14
それは素晴らしいアイデアですね、

本当に楽しそうだ。

場所を提供される事が、

どれほど負担か、よーく分かるよ、

それを負担じゃなく、

楽しみにされるご家族が、最高!
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雨戸 (jakko)
2006-03-24 01:02:38
この頃では雨戸の無い住宅が増えています。

しゃれた出窓に戸袋は合わないそうです。



私はあのゴロゴロと引きずる音が大好き。
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Unknown (ガンくん)
2006-03-24 11:03:46
家も昔雨戸ありました! 



先日、ラジオで雨戸の、断熱、保温性がエコロジーである、とやってましたよ。
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料理 (tama)
2006-03-24 15:47:15
んで、totyさんは料理得意なんでしたっけ?
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雨戸をはずして (toty)
2006-03-27 21:51:02
★レオさん

なかなか、いいアイデアでしょ!

散らかっている家でしたが、

けっこう人がきてくれました。

みんな、人が好きだったんですね。

人に対するハードルも低かったのかも。

(レオさんの、日記にもハードルの話があったので)



★jakkoさん

雨戸、うまくしまわないと、

最後の一枚が入らなくなることが

ありませんでした?



子供の頃、立て付けの悪い雨戸を

いかにうまくいれるか、

考えながら開け閉めしてた覚えがあります。



★ガンくん

そうか、エコロジーな面もあるんですね。雨戸をしめるのも、あけるのも、

子供の仕事だった。ガンくんのところは、いかがでしたか?



★tamaさん

う~ん、自分では得意とまでは言えません。でも、家事の中では好きなほうです。





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