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奈良・京都の旅9-植村直己冒険館

2019-12-10 01:07:15 | 奈良・京都の旅
タイトルの奈良・京都から、またはみ出て、
実際は兵庫の豊岡市にある、植村直己冒険館に行ってきました。

前日、豊岡駅に着いたのは午後の8時を過ぎていました。

旅の予定を立てていた時、
最後の日は動きがとれるようにレンタカーを借りることにしていましたが

レンタカーの事務所は夜になると閉まっていることが多く、
駅前に宿をとって、朝いちばんに車をかりるため、
宿は市役所前のホテルにとりました。

なんでも、昔の銀行の建物を使ったホテルとかで
天井が高いどっしりした建物でした。



豊岡は、コウノトリの保護・繁殖に力を入れているところだそうで
シンボルにコウノトリのデザインが使われていました。



ホテルの前は市役所、



駅に戻りレンタカー店へ。



道の案内板に、鳥取がでてきた!



一文字の地名。



植村直己冒険館のまわり。





入館するのにクレバスに入っていくような構造。



夫は、館長さんとお話をする。
来年の5月、植村直己のエベレスト登頂50年を記念するイベントの相談。
山岳会とのコラボをするとのこと。

しばし話してから、映画上映を観る。
ちょっと前、明治大学で行われた催しの時も上映されたものだそうで

植村直己の人間性を中心に描かれている。
山頂に立つとき、一人ではなく、二人で立つに至った話や、

山頂の石を、サポートしてくれた人に分けるべく
ザックに入れて持ち帰った話など、
過酷な状況の中でも、常に他人を思いやるその人柄が浮かんでくる。

現地の人々の中に飛び込み、満面の笑顔を浮かべているようす等々、

館長さんの、なしとげた偉業(どこに登ったとか、極地に行ったとかの記録)よりも
それをなしとげるにいたった、したわれた人間性を、
次の世代に伝えたい、の言葉が印象に残った。

そういえば、我が家にこの数年お預かりしているものがあって、
日本人として初登頂の時のエヴェレストの石。



台座。



映画を見ていて、その時植村直己がリュックに詰めて
持ち帰ったものの一つということになることに気づく。

先日、夫が学生の頃の山岳部の
100周年記念に飾ったそうで、今は山岳部の方にお返しした。


もう一つ、最近「みんなの合唱団」でお世話になっている
リブランという会社の社長さんが応援していて

南極を目指して準備中の冒険家、阿部雅龍さんの話になって
「ああ、阿部ちゃんね」と館長さんと話が通じたのは嬉しかった。

最後に、植村直己語録に、
黒田征太郎がイラストを描いた小冊子をお土産に求め
冒険館をあとにした。

南極・山・冒険と話がいろいろにクロスしているのも、不思議な成り行き。
ちなみに、夫は南極隕石を分析する仕事をやっていた。

(続く)


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