toty日記

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マニアの面白さ

2012-02-11 02:11:30 | 映画
映画「ピアノマニア」を見たいとここに書いたおかげで
NIKOさんと木曜の午後一緒に見に行くことができた。

午前に仕事が入って、バタバタと駆けつけたら
映画館の入り口に、飲み物・お菓子・チケットを用意して
NIKOさんが待っていてくれて、ありがたい友人!

映画の全編、ピアノに魅せられたピアニストと調律師の話。

こだわりの音を出すために、
そして思う音を録音するためのシビアな努力。
耳がいいんだろうな、アバウトな自分にはかなわない仕事。

その音を相手に伝える表現が豊か。
微にいり、細にわたり、
ピアノの音はこうやってきまっていくのかと、興味深く見る。

コンサートホールのバックステージの様子、ピアノ倉庫の様子、
録音室との調律師の階段の上り下り、

扉を隔てたホールでは、ウィーンそのものの音楽があったり。

その真剣な音との格闘がある間に、
ピアノの下に寝転んで弾いてみたり、

バイオリンをピアノの足に挿げ替えてみたり
悪戯好きな面も見せる。

弾き振りのための響版をならべたり
すぐに却下されるアイデアも、真剣に検討する。

マニアってこうなんだと思わせる、地味だけど楽しい映画。


夜は、グループホーム職員対象の研修会
「傾聴」のロールプレイによる実技研修
考えてみたら、我が家の晩酌時はいつも「傾聴」!


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2 コメント

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舞台裏 (かおりん)
2012-02-11 12:34:55
舞台袖や録音の立ち会いは難しいですよ。
ピアニストと調律師、言語が違うんですよ。
要はうまくピアニストが要求している言葉を通訳できるかが「良い調律師」ということになります。

世界中の調律師で何人の方がそういった仕事ができているか・・・

すべての調律師があの映画のような仕事をしているわけではないんですよ。

私はこういった現場に営業として立ち会うのが仕事になってしまったので苦労はしませんが、見ていてストレスを感じます。

ほんと、マニアな映画です(笑)
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調律師 (toty)
2012-02-26 09:17:10
調律にたずさわっていても、あそこまでこだわる人は少ないのでしょうね。

以前、ご足労頂いた倉庫の風景を思い出しました。現在、姑のピアノを調律したく思っているのですが、なかなか手をつけられなくて…。

そこそこのところで、お願いできる方を探しているところです。
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