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「どじょっこふなっこ」と嵯峨子さん

2010-11-09 11:26:16 | 歌・コンサートなど
「どじょっこふなっこ」という歌は、殆どの方がご存知と思う。

歌集には、「東北地方わらべうた・岡本敏明作曲」となっている。
玉川学園の学生が、東北地方に10日にわたり、
体操と音楽の公演旅行を行った際、

合唱の指導をなさっていた岡本先生が
地元の先生方との懇親会のときに、中道先生という方が歌われたものを、
採譜し合唱曲とし、その次の日にはみなさんの前で歌ったと聞いていた。

おおはるさんの「お大事書類」の中に、
教育日本71号(昭和11年5月)の記事のコピーがでてきた。

p17~p39に、東北公演旅行記としてかなりこまごまと書かれている。

そして参加者(35名)を見ていくと、

△先生(全7名)
 小原先生(玉川学園の創立者)
 斎藤先生(体操担当)
 岡本先生(音楽担当)
 …(略)
 小原先生のおばさん
 Sのおばさん

とでてくる。(内は、私の説明)

このSのおばさんは、おおはるさんの母、つまり私にとっては祖母である。

参加した学生の名前には、女子高等部にK(庭師さんの母上か?それともTおばか?)
女子部にSおばの名がある。

ということは、私の知っている親戚だけで、3名がこの歌が生まれたときに
立ち会っていたということになる。

Sおばに聞いたら、
祖母の嵯峨子は、一時洋裁を教えていた時期があったとのこと
ということで、この旅行に一緒に行ったのかと、納得がいった。

とにもかくにも、
祖母もそこらじゅうに頭を突っ込む性分だったと思われる。
そうか、そこらへんからの遺伝とすれば、

私がいつもきょろきょろしているのも
しかたのないことかもしれない。


なお、挟み込まれていた紙に、
作曲された時期の楽譜があり、歌詞もメロディーも
少し異なっている旨の添え書きがされている。

最後のドードド ドドドド ドドッシドの部分が
ドーシラ ソソミド レレーミドになっており、
他もちょこちょことちがっている。

あとで推敲を重ねたのだろう。
祖母のことと、楽譜と、興味深かった。


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