お墓参りに行く

　
　彼岸なり。ネズミよりちょっと大きくてキキーと鳴く。なんやイタチみたいな日だ。
　と、いうわけで墓参りに行く。ウチのお墓は西宮は満池谷にある。例によって休日出勤。1時間だけ会社で仕事す。地下鉄で三宮へ。花時計前から阪神三宮へ。そごうのある西口の方が近いが、わざわざ、さんちかをミント神戸方面東へ歩く。きのう阪神三宮駅の東口がオープンしているから、そこから阪神電車に乗る。（阪神三宮は4月のとつぜんステーションで取り上げる予定）西宮で降りる。ＪＲ西宮でもいいが、タクシーに乗るには阪神西宮の方が便利。それにここは阪神タクシーの縄張りだからうまいことするとタイガースキャブに乗れるかもしれない。今日は残念ながら普通のタクシーだったが、小生は3度乗ったことがある。タクシーの中にあった阪神タイガース日程表を束でもらう。1部は小生用だが、残りは会社で同好の士にあげる。小生の会社は虎キチの巣窟なり。考えてみたら、毎年、春の彼岸の墓参のタクシーでタイガース日程表をもらうのが恒例となっている。
　花と線香を買ってわが家の墓へ。花入れがきれい。親戚のだれかが先に来たらしい。以前は最初に来た者が花を供えていたが、そうすると家の者がまた花を供えるため、先の花を捨てる。もったいなから親戚の墓に参った時は、花は供えないことに取り決めた。これは「取り決め」であってルールではない。だから守る必要はないのだが、ウチの親戚は某新聞社の某球団ではないので、みなさんまともだから、この「取り決め」は守られている。
　花を供えて線香に火をつけて手を合わせる。小生は煙草を吸わない。火が必要な器具は自動点火だ。だからマッチで火をつけるなんて、春と秋の彼岸、お盆の3回だけ。小生は年に3本しかマッチを使わない。
　帰りしな、エビスタでぼたもちを買って帰る。