東野としひろ活動NEWS

東野としひろの活動報告やメッセージをお届けします。

『21世紀の相互依存とSDGs』

2021-08-14 06:18:41 | 市議会活動
 8月11日(水)、『21世紀の相互依存とSDGs-私たち西脇市民は国境を超えるー』と題した学習講演会がオリナス(市民交流施設)で行われました。



 SDGsを学ぶことをテーマにした学習講演会で、西脇市役所の課長級以上のトップセミナー的なものでした。私たち市議会議員や隣の多可町職員も参加させてもらいました。講師は、関西学院大学総合政策部の村田俊一教授でした。
 村田教授は、公園の最初に、スーパーで買ってこられたマグロやサバの缶詰、からし、ミックスナック等を持ち出され、これがどこの国の製品であるか、問いかけられました。マグロの缶詰がぺルー、サバの缶詰がベトナム、からしがカナダであることに驚かされました。日本人の食卓に並んでいる食品が、世界各地で生産され輸入されていることに気づかされました。このことから、村田教授は、日本は世界各国と共存し協調することが必要だということを述べられ、「日本の国益を守るためにも、途上国から学ぶ必要がある。」ことを力説されました。



 続いて、ブータン王国の動画を見せられました。「国民総生産より国民総幸福」を求める国ブータンは、教育や医療は無償で、家族・地域の支えあいで貧しくても飢えない国になっていることを紹介してくれました。また、ウルグアイの大統領が、国のトップとして何が大切かを問いかける動画も見せてくださいました。
 SDGsは、環境・経済・社会のバランスの取れたガバナンスが必要であること、よりよい社会を次世代に残そうとする(伝える)ことの大切さを話されました。西脇市に対しては、まちの将来を見据えた課題について、中高生等の若者から意見募集を行い、課題に対しては部局を超えた取り組みを行う必要があるとアドバイスされました。また、村田教授自身や官学の大学生も協力させてもらうと話されました。
 村田教授は、昭和28年生まれで、私の1学年上だそうです。講演の中で触れられた生い立ちや時代背景が私にはよく理解でき、SDGsを大きな視点でとらえることができたように思います。
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