「第20回みかた残酷マラソン全国大会」その1

　早朝4時半自宅出発で、途中友人たちと合流して、「みかた残酷マラソン大会」参加してきました。



　距離は24キロですが、キツイ山道の上り下りが続く残酷なコースだと、妻から聞いていましたが、本当に「残酷」なコースでした。「まだこの先登りが続くの？頂上はどこ？」とブツブツ思いながら走りました。



　見事とはいきませんでしたが、どうにか完走してすることができました。記録は、2時間47分32秒でした。全体の参加者2,424名中1,534位、50歳代男子の部428名中、297位でした。
　スタートから順調に走れていたのですが、急な下りで左膝を痛め、本来楽である下りで苦しみました。でも、高齢者の方が身を乗り出して、手を叩いて「頑張れ！」と声をかけてくれました。子どもたちが手を出して、ハイタッチをしてくれます。1キロごとにエイドが設けられていて、励まされました。左足を引きづってでも完走できたのは、地元の皆さんの温かい励ましがあったからでした。集落ごとに、エイドや応援の仕方を工夫されているようでした。



　また、スタッフの皆さんの心遣いを様々な面で感じることができました。前もって、ゼッケンとともに、小代中学校の女生徒から励ましのメッセージも自宅に届けられました。小代小学校、小代中学校、村岡高校の児童・生徒が、スタッフとして様々な分野で活躍してくれていました。当然、保護者の方々、先生方も積極的に協力されていたと思います。子どもたちから高齢者まで地域のすべての人々で創っている大会という想いがしました。



　20キロを過ぎると、「お帰りなさい」という横断幕が掲げられていました。地元の方々も、「お帰りなさい。もう少しですよ。」と激励してくれました。左ひざの痛みを忘れるほど、うれしく感動しました。また、来年参加したいと素直に思いました。