東野としひろ活動NEWS

東野としひろの活動報告やメッセージをお届けします。

崔天凱駐日大使講演会

2008-02-26 15:52:10 | 県議会
 昨日(2月25日)は、午前中、県議会本会議が開かれ、井戸知事から平成19年度補正予算を含む追加議案の提案が行われました。19年度補正予算は、年度途中に明らかになった620億円の歳入不足をどのように確保し、解決したのかが問われる内容でした。
 午後からは、神戸大学主催の「崔天凱駐日大使講演会」が県公館で開かれ、私も日中友好議員連盟に参加している関係上、参加しました。講演のテーマは「当面の中日関係と胡錦涛主席の訪日」だったので、現在問題になっている中国製餃子の毒物混入事件や北京オリンピックへの取り組み等、直接中国大使から話が聞けると言うことで楽しみにしていました。
崔大使は、上海出身で、長らく国連に勤務した後、中国政府アジア局長を勤められています。温厚そうなタイプで、ゆっくりと丁寧に話をしてくれました。当然、言葉の段落ごとに通訳されたのですが。
中国製餃子の毒物混入事件については、謝罪と解決に向け多いに努力する旨の話がありました。中日関係は歴史上様々な問題が起こってきたし、現在多くの課題も存在しているが、長期的視野に立って考えるべきであること、昨年12月に福田首相が訪中を受け今春胡錦涛主席の来日が、新たな日中関係の段階に入るだろうと述べられました。崔大使が「小異を捨てて大同につく」ことの重要性を強調されたことが印象に残っています。
現職の駐日大使が一般市民も向けに講演を行うことは、希なことと思います。それほど、中国政府が現在の日中関係を重視していることの現れのように感じています。
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