8月25日、板波町にある㈱竹内鉄工を企業訪問させていただきました。昨年の訪問から1年振りだったのですが、日本経済が景気低迷の中の昨年は好調だった企業経営が、現在はどうかを伺いたいと考えたからでした。忙しい中、竹内社長から色々と話を伺うことが出来ました。
昨年に比べ、原材料費の高騰が続き、7月末で倍近くなっているとのことです。㈱竹内鉄工は、川崎重工や住友金属等の大手企業の下請けとして、新幹線等の電車の車両部品(車軸、車軸カバー、ブレーキ機種等)の特殊な製品を生産しています。国内向けの電車は、原材料費の高騰が製品にすぐに跳ね返りませんが、アメリカ向けの電車は、原材料費の高騰部分が一定反映されるため、助かっているとのことでした。現在、台湾に輸出された日本製の新幹線が、順調に走っているため、ヨーロッパ製の新幹線より信頼性が高く、中国向け等で需要が大幅に増えてきているそうです。
社長のお話を伺っていると、車両の一部の部品とはいえ、他社には出来ないものを㈱竹内鉄工は作っているという信頼が、定着してきているように感じました。自動制御装置ATSの取り替えでも、日本のJIS規格にあたるアメリカのAWS規格を取得されたそうです。また、県立大学(旧県立姫路工業大学)と共同して、「マイクロ水力発電装置」の開発にも取り組まれています。「ものづくり」がしっかり出来る社員を育てること、より高品質の製品を作ることを社風として確立しようとされている意気込みを感じました。
昨年、竹内社長から市街化調整区域での土地利用がしやすい制度作りを要望され、現在兵庫県の特別指定区域制度をいかした方向での検討をさせていただいています。今回、道路整備や規制緩和の分野において、先を見通した行政運営をして欲しいとの指摘を受けました。
昨年に比べ、原材料費の高騰が続き、7月末で倍近くなっているとのことです。㈱竹内鉄工は、川崎重工や住友金属等の大手企業の下請けとして、新幹線等の電車の車両部品(車軸、車軸カバー、ブレーキ機種等)の特殊な製品を生産しています。国内向けの電車は、原材料費の高騰が製品にすぐに跳ね返りませんが、アメリカ向けの電車は、原材料費の高騰部分が一定反映されるため、助かっているとのことでした。現在、台湾に輸出された日本製の新幹線が、順調に走っているため、ヨーロッパ製の新幹線より信頼性が高く、中国向け等で需要が大幅に増えてきているそうです。
社長のお話を伺っていると、車両の一部の部品とはいえ、他社には出来ないものを㈱竹内鉄工は作っているという信頼が、定着してきているように感じました。自動制御装置ATSの取り替えでも、日本のJIS規格にあたるアメリカのAWS規格を取得されたそうです。また、県立大学(旧県立姫路工業大学)と共同して、「マイクロ水力発電装置」の開発にも取り組まれています。「ものづくり」がしっかり出来る社員を育てること、より高品質の製品を作ることを社風として確立しようとされている意気込みを感じました。
昨年、竹内社長から市街化調整区域での土地利用がしやすい制度作りを要望され、現在兵庫県の特別指定区域制度をいかした方向での検討をさせていただいています。今回、道路整備や規制緩和の分野において、先を見通した行政運営をして欲しいとの指摘を受けました。