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令和6年度第1回市町村長等・議会議員特別セミナーに参加して

2024-04-26 06:07:58 | 市議会活動

 4月18日・19日の2日間、全国市町村国際文化研修所(JIAM)で行われた令和6年度第1回市町村長等・議会議員特別セミナーに参加してきました。

 今回の特別セミナーは、「まちづくり」をテーマに4つの講義が行われました。改めて地域を見つめ直すとともに、今後の西脇市行政に求められる役割について考えさせられる内容でした。特別セミナーには、137名もの議員が全国から参加されており、久しぶりに出会う方々も多く情報交換もできました。

 養父市の広瀬栄市長は、「国家戦略特区の取組と地方創生」と題して、構造改革特区や国家戦略特区を活用して、中山間地域における農業の活性化のために規制改革を行ってきたことを分かりやすく話してくれました。私が感心したのは、平成3年10月策定した養父市まちづくり計画において、10年後-「豊かで持続可能なスマートヴィレッジの共創」、30年後「やぶ2050-居空間構想-社会変革を生み出す新たな結の創出」を見通して、まちづくりを進めていかれたことでした。

 ただ、これだけ頑張られても、少子高齢化の中で人口減少を食い止められないことでした。4町合併時3万荷を超えていた人口は、現在2万人を切ろうとしています。中山間の地方都市の厳しい現実を痛感しました。

 ㈱よしもとエリアアクションの泉正隆代表取締役社長の講話は、吉本興業の幅広い事業に感心させられました。その中でも、創業100周年(2012年)にあたっての重点テーマ「地域-地域に根差し、それぞれの地域のオリジナルを見つける、発信する、育てる」に沿って、自治体と連携した取組を精力的に進められていることに驚かされました。兵庫県内では、養父市と市川市が連携しているとのことでしたが、西脇市も検討する価値があると思いました。滋賀県の住みます芸人のファミリーレストランとノーサインの取組は地域を活性化する起爆剤になっているように思いました。兵庫県の住みます芸人のステボンとモンスーンがどのような活動をされているのか知りたいと思いました。

 秋田大学教育文化学部益満環准教授は、「地域マーケティングによる戦略的なまちづくり」と題して、産(企業)学(大学・ゼミ)官(自治体)が協力・連携したまちづくり実践を報告してくれました。

 また、株式会社CARTAの矢田部美里代表取締役は、「地域ブランディングのケーススタディ-地域資源を活用した“香り”とプロダクト開発の道のり」と題して、株式会社CARTAの取り組みを紹介してくれました。

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