東野としひろ活動NEWS

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『西脇東中学校区・黒田庄中学校区統合懇談会通信』

2024-07-24 06:10:33 | 教育・子育て

 先日、7月16日発行の『西脇東中学校区・黒田庄中学校区統合懇談会通信』第4号が私の手元に届きました。統合懇談会は、西脇東中学校区・黒田庄中学校区の保護者を中心とした各地区16名ずつ32名の方に、学識経験者1名を加えた合計33名で構成されています。

第4号には、統合校として活用する場合の改修工事の基本方針(案)が示されていました。「安全・安心で多様な学習活動を支える教育環境の整備を行うため、両校の現状を踏まえ、統合校として活用する場合の改修工事の基本は、西脇東中の場合、増築によるスペース不足の解消・一部劣化への対応。黒田庄中学校の場合は、全般的な経年劣化への対応。

また、懇談会として6月8日に両中学校を訪問した結果を踏まえ、各委員の感想・意見も紹介されています。西脇東中の強みとして、①体育館がきれい②教室の廊下にスペースがある③教室の壁が可動式④多目的ホールが特徴的等。改善点として、①音楽室や美術室、図書室が狭い②トイレが改修されていない③プールが古い④駐輪場が狭い。黒田庄中の強みとして、①トイレがきれい②全体的に広く駐輪場も広い③音楽室やプールの設備がよく、柔剣道場がある④教室の広さがあり、教室数も多い等。改善点として、①全体的に暗い②校舎外壁の劣化、はがれ、日々がある③配膳室が遠い④体育館の雨漏り等。

 活用施設決定までの流れについても記載されていました。8月上旬に第7回懇談会のおいて意見の取りまとめを行い、中旬から地域住民意向調査(両地区の未就学児・小中学生の保護者等を対象)の実施。10月上旬に、教育委員会において活用施設の決定。10月下旬から11月上旬に、活用施設決定に係る説明会の開催。

 『西脇東中学校区・黒田庄中学校区統合懇談会通信』は、大変分かりやすく書かれており、黒田庄地区比延地区の全戸に配布されていることを含め、教育委員会の努力を評価しています。

 ただ、私は、統合校は市内2拠点化として西脇中学校と統合する令和20年までの暫定的な中学校です。子どもたちの学びやすい学習環境を考えるのであれば、新しい学校こそ必要であると考えるのです。黒田庄地区・比延地区の皆さんの対立になってはいけませんし、統合校で学ぶ生徒にとってたった10年余りしか存続しない学校を母校と呼べるのか、私には疑問なのです。むしろ、黒中・東中とも当面存続し、教員の足らない実技教科や学校行事・部活動等では工夫した取り組みをするべきだと考えるのです。そして、2拠点化を目指した取り組みこそ急いで進めるべきだと考えています。

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