旅と祭りのフォトログ

さて、どちらへ行こう 風が吹く

はな・はる・フェスタ2015 阿呆連

2015-04-28 18:47:00 | 阿波おどり

 

 

 

 

 

 

2015年4月 徳島県徳島市

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はな・はる・フェスタ2015 うずき連

2015-04-25 08:32:30 | 阿波おどり

 踊る、躍る、にぎわいづくしの2日間 「はな・はる・フェスタ2015」です。

 

 夏の「阿波おどり」に次ぐ春のビッグイベントとしてすっかりお馴染みとなりました。

 

 阿波おどりファンとしては見逃すわけにはまいりません。

 

 徳島の有名連33連による豪華競演が2日間にわたって楽しめます。

 

 「うずき連」のステージ演舞が始まった。

 

 切れ味鋭い団扇さばきと力強さが信条の男踊りですが、紳士的ティストがそこはかとなく感じられます。

 

 月並みな表現ですが女踊りは美しく優雅に、この女踊りをお目当てに多くのファンが押し寄せます。

 

 お馴染みの顔ぶれが揃ったあわぎんホールステージ。

 

 桜色に染まる阿波の卯月。

 

 年輪を重ねるごとに円熟味を増す名人。

 

 「うずき連」の先頭集団は多くのカメラマンの視線を釘づけにしてしまう。

 

 このイベントは「阿波おどり春舞台」と「春らんまん阿波おどり」と銘打って二ヶ所同時進行で演舞が披露されます。

 

 お目当ての連を両会場で見るためには忍耐も必要、昼食をとる余裕はない。

 

 場所は藍場浜エントランス桟敷、踊り込み直前の引き締まった表情がいいね。

 

 いつ雨が降り出しても不思議ではない空模様。

 

 どうか、雨よ降らないで。

 

 気まぐれな春の強風に編み笠が揺れる。

 

 デルタ隊形の群舞は女踊りの見せ場の一つ。

 

 男踊りと女踊りの絡みが始まりました。

 

 阿波おどりは不変の二拍子ではあるが・・・

 

 「うずき連」は毎年新しいフォーメーションで楽しませてくれる。

 

 殿の両脇を固める踊り子さんは誰だろうか・・・興味は尽きない。

 

 こけだけじゃあ~ 踊り足りんな~  

 

 町が踊り一色に染まる徳島の盆へ今年もおいで下さい。

 

 この一枚が撮れて本当によかった。

 

 「うずき連」の演舞中は幸運にも雨に降られることはなかった、最後は観客を交えての総踊りでお開きとなりました。

 

 今回撮った写真の中で最も気に入っているのが、この一枚。

 

寅さん!! 早く~!! 「うずき連」の美女が三人揃ってるから写真撮って~!!  

わかっておりますとも・・・

私ごときがレンズを向けるもおこがましいが、卓越した技量と輝かしき経歴を持つ女優陣でございます。

2015年4月 徳島県徳島市

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長浜曳山まつり・2015 「猩々丸」壱番山之誉 其の三

2015-04-22 18:31:09 | 長浜曳山まつり

 役者と観客そして曳山が一体となる祭りには人々を熱狂させる奥深い魅力があると思っております。

 

 帆が上がり本来の美しさを見せた「猩々丸」

 

 「長浜曳山まつり」の曳山は全てが趣向を凝らした立派なものだ。

 

 全国に曳山祭りは数々あれど、その山車上で芝居を行うものは数少ない。

 

 「長浜曳山博物館」の資料によれば、全国で20ヶ所程度らしい。

 

 後宴の日は自町で数回のこども歌舞伎を上演する。

 

 観光客に見せるためよりも、自分たちの祭りを楽しむ数少ない貴重な時なのかもしれない。

 

 テレビやインターネット、さらにスマホで外出先でも手軽に映像が楽しめる便利な時代ではあるが・・・

 

 曳山舞台で演じられる歌舞伎をまじかに体感する喜び、これが祭り好きにとってはたまらない。

 

 夜が更けて曳山は幻想的な提灯に彩られる。

 

 幸運にも「猩々丸」の千秋楽に立ち会うことができた。

 

 役者は最後の舞台を慈しむように演じ、若衆も祭りの終焉を意識する。

 

 流れる三味線は哀調の旋律。

 

 祭り期間中にこなした舞台は10回。

 

 見得を切るのもこれが最後。

 

 最終公演が終われば観客に餅投げのサービス。

 

 フィナーレは労いの言葉とともに役者全員に花束が、千川貴楽先生の粋な計らいだ。

 

最後に曳山は山蔵に曳き入れられ扉が閉ざされる・・・余情残心。

2015年4月 滋賀県長浜市

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長浜曳山まつり・2015 「猩々丸」壱番山之誉 其の二

2015-04-21 16:55:53 | 長浜曳山まつり

 梅は飛び、桜は枯るる世の中に、何とて松のつれなかるらん

 

 今回演じます「猩々丸」の外題は「菅原伝授手習鑑・車引」 義太夫狂言の三大名作の一つでございます。

 

 後宴の日は「子供歌舞伎観劇会」を楽しみたい。

 

 456席ある「長浜文化芸術会館」は大入り満員、お弁当を食べながらの芝居見物も楽しい。

 

 始まりはお目出度い壽式三番叟から。

 

 役者が次々と口上を述べ見得を切る。

 

 あまり怖くない公家悪の藤原時平。

 

 「3月から僕たちはお父さん、お母さん、先生の厳しい指導のもとで稽古に励んでまいりました・・・」

 

「僕たちの晴姿をとくとご覧あれ」

 

 「梅王丸かぁ~ 是非もなき世の有様じゃなぁ~」

 

 「片寄れ~ 片寄れ~」

 

 梅王丸が筋隈、桜丸はむきみ隈を見せると舞台は一気に華やぐ。

 

 敵役の松王丸が立ちはだかった、白地に松の緑をあしらった金襦袢が美しい。

 

 物語の詳しい内容よりも伝統の決まり事の良さを感じ取りたい。

 

 大向こうが唸る。

 

錦絵のような絵面の見得で幕となります。 歌舞伎の様式美、ここに極まれり。

2015年4月 滋賀県長浜市

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長浜曳山まつり・2015 「猩々丸」壱番山之誉 其の一

2015-04-20 19:03:02 | 長浜曳山まつり

 祭りに雨は無粋なものでございます。

 

 狂言執行時刻が迫る。

 

 雨降りは難儀やのう~

 

 写真撮影も難儀である。

 

 三つ子の兄弟の中で最も気性が激しい梅王丸。

 

 三本の刀は勇気の証しだ。

 

 今日は登り山。

 

 降りしきる雨の中を「長浜八幡宮」へ。

 

 ビニールシートで覆われた曳山の姿は希少なのかもしれない。

 

 曳山はしゃぎり(囃子)が始まらないと動けません。

 

 登り山の行事が終了、残念ながら提灯の灯入れは中止となった。

 

 15日は雨が上がり青空が見え始めた「長浜八幡宮境内」

 

 壱番山「猩々丸」の奉納狂言が始まった。

 

 奉納狂言を終えた曳山はお旅所を目指し境内を後にする。

 

 「猩々丸」は十二基の曳山中、唯一の舟型山で人気が高い。

 

 曳き手衆の拍手に送られ役者は次の場所へ。

 

 桜丸は優しいのだ。

 

  「長浜曳山まつり」を取り上げた映画「男はつらいよ・拝啓車寅次郎様」わかるかなー? わからなかったら、お爺ちゃんに聞いてみようね。

 

余裕の松王丸、フッフッフッ・・歌舞伎役者はモテるからね。

2015年4月 滋賀県長浜市

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