旅と祭りのフォトログ

さて、どちらへ行こう 風が吹く

第381回 犬山祭 其の二

2015-04-09 22:06:58 | 犬山祭

「犬山祭」は曳山祭りの魅力をすべて盛り込んだ日本屈指の祭礼です。

 

子供から長老まで参加する町衆の祭り。

 

桜満開の国宝城下で執り行われる季節の移ろいを色濃く感じさせる祭り。

 

曳き回される13輌の車山は巨大で絢爛豪華。

 

豪快さと繊細さを併せ持つ秀逸な祭り。

 

豪快さの極みはテコ。

 

梃子とも手子とも表記されるがテコでよかろう。

 

高さ8メートルを超える重量級の車山は20数名のテコの肩に委ねられる。

 

巨大な車輪が路面を削り砂埃が舞い上がる車切の場面。

 

豪快な車切の場面に観衆も興奮する。

 

車切で方向転換を済ませた車山は城前広場に集結。

 

殿を務める外町の「梅梢戯」

 

180度旋回の車切は見せ場一つだ。

 

テコの背中が誇らしく美しい。

 

今年は魚屋町の「眞先」が修理中のため12輌の揃い踏みとなった。

 

この祭りに一つだけ欠けているもの・・・それは旅情、自分の町の祭りだからね。

2015年4月 愛知県犬山市

コメント (4)
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