「この飛行機は間もなく福岡空港に着陸します」
独自のデザインで人気のJR九州、ローカル列車も車内は洗練されている。
福岡空港から唐津までは筑肥線で約1時間20分。
「玄界灘の波音を聞くにつけ、思い出すのは故郷柴又の春でございます」とは列車旅をこよなく愛した寅さんの名台詞。
松浦川の鉄橋から眺める風光明媚な唐津の町。
宵山の行事が始まるまでは市内の散策を楽しみたい。
伝統工芸品唐津焼の銘品を眺め、
お祭り色に変わる商店街をブラブラ。
魚屋さんの店先では、
’おくんち’に欠かせない巨大なアラの姿煮が食欲を誘う。
唐津は昭和49年公開の映画「男はつらいよ 寅次郎子守唄」のロケ地。
曳山展示場の青獅子も間もなく出番だ。
町歩きに疲れたら、お気に入りのあの店へ、
「焼き鳥 又兵衛」さんは地元でも有名な焼き鳥の名店。
宵山巡行が始まる前に祭り気分を高揚させて行こう。
秋の陽は西に傾き、
曳山の提灯がゆれる。
2016年11月 佐賀県唐津市
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