唐津曳山屈指の造形と称えられる鯛。
とりわけ子供たちには絶大な人気を誇るようだ。
船形に唐破風の屋台を載せた鳳凰丸。
曳山群の中でも煌びやかで豪華。
「唐津くんち」のお囃子は’山囃し’と呼ばれ笛、大太鼓、しめ太鼓、鉦で構成されている。
ゆっくりした巡行時、気合いの入った高速走行時、静止時と様々に変化する’山囃し’を楽しみたい。
天保十二年制作の亀と浦島太郎。 「もっと下がって撮らんと嚙みつくぞ!!」 蛇亀が睨んだ。
奥ゆかしくも格調高い旋律が流れる旧市街地。
伝統の曳山祭りには昔ながらの狭い道が似合うと思う。
霜月の唐津は夜が更けるとともに冷えます。でも、祭り気分は熱く盛り上がる。
泣く子も黙る酒呑童子と源頼光の兜。 頭髪はヤクの毛、眉毛は黒馬毛、歯は磁器を用いた職人技の傑作である。
曳山の升席には好奇心旺盛な子供たち、周りを祭り経験豊かな大人が固める姿はまさに寅さん好み。
2016年11月 佐賀県唐津市
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