日本大学文理学部社会学科・後藤範章ゼミナールの日誌☆

社会学科後藤ゼミナールの実態とゼミ生の生態が一目で分かるゼミ日誌! しかと見れ!!!

展覧会各部会予算検討の巻

2006-10-02 18:30:00 | 2006年度
キャプション検討会から休憩を挟んでの後半戦はこちらも大事な検討事項、展覧会に向けて各部会の予算検討です。

まずは広報宣伝部会から検討。とはいえ、広報宣伝はそれほど予算を必要とするものがなく、最小限で提出。無事に承認されました。
次にPPF部会。ポスターの各サイズ、チラシ、パンフレットの各種類を前年度を参考にしつつ、今年度必要と思われる枚数を検討して見積もりを出してもらった金額で予算を提出。これも想定していたよりも出費を抑えられたという事で無事に承認されました。


↑みんな疲れた頭をグルグル回して予算の検討中です。

最後に最も重要な会場デザイン・運営部会の予算案の検討へ移りました。キャプション印刷や写真の現像など、大きなお金が必要となるので検討もしっかりチェックしていかねばなりません。今年度は前回の展示の反省を活かして展示方法に変更点があったり、連作の写真の印刷方法で予算が変わってくるという事でみんなで検討していきます。作品だけでなく、シンポジウムの記録用カメラのレンタル代、果てはシンポジストのお昼代まで検討し、なんとかデザイン部会の予算も承認されました。

さらに、デザイン部会から今年度の会場デザイン案が3案出され、これもみんなで検討していきます。去年に比べ、自由度の高いステキなデザイン案が出され、先生もゼミ生も具体的なイメージを膨らませていきました。無事、会場のデザインも決まり本日のゼミは終了となりました。

ここから1週間空いて再来週が4次案検討会となります。みんな2週間で自分たちの作品を高めていけるよう、試行錯誤の日々です。展覧会開始まで後藤ゼミの忙しい日々はまだまだこれからなのです。

配布資料:会場デザイン部会よりデザイン案A3版1枚とA4版1枚

文責:上野哲広(2006年度3年ゼミ生)
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第3回検討会

2006-10-02 16:30:00 | 2006年度
「面白いキャプションがない」。
先生の叱咤で幕を開けた、波乱の第3回検討会。
一通りの情報収集を終え切り口も見えてきたが、確かに、各班のキャプションには行き詰まりの色が見えていた。

■2班(担当写真:青山墓地、メモリアルガーデン多摩)
・日本人の墓への意識の変化(祖父母→父母→私達)をキャプションに盛り込む
・なぜ墓への意識の変化が東京人において顕著に見られるのか、掘り下げて考える

■3班(担当写真:井の頭公園)
・吉祥寺らしさを捉えて、キャプションをつくる
→規制が少ない、溜まり場が多い、利用する者の「層」が特定されないなど
・吉祥寺は、「公・共・私」で言えば「共」の街。集まる人々が街をつくる可変的な街なのではないか?

■4班(担当写真:東京駅関連の写真複数枚)
・4つの時代(明治、大正、昭和、平成)の建物が写る写真の面白さを生かす
・三菱(資本主義、グローバリズム)と皇居(ナショナリズム)の力関係を掘り下げる
・上記を念頭に入れた上で、三菱が進める景観保存の意味を見出すこと

■5班(担当写真:ワールドカップ)
・社会現象と社会現象が結ばれていない。現象と現象を結び、東京ならではのワールドカップ現象を引き出すこと

■6班(担当写真:四谷文化放送)
・ラジオ番組という「もう一つの別の広場」を、掘り下げて考えること

■7班(担当写真:銀座歩行者天国)
・「庶民が来る土日の昼間、富裕層が来る夜」の根拠をデータで示し、事実ならば掘り下げて理由を考えること

■8班(担当写真:東京おもちゃショー)
・モーターショーを転機として、広く一般に開かれるようになった「ショー」。ショー形態変化の原因と結果を探ること。「対メディア」が、一つのポイントになる

■TA梶山さんによる「社会学的なキャプションを作るためのヒント」
・集めたデータを整理するとき、社会を構成する各々の集団(企業・行政等)の意図を意識すること
・なぜ?の掘り下げを繰り返し行い、社会現象と社会現象を結び、説明すること

 残りの検討会もあとわずかとなりました。今までとは違う視点を見つけ、思いき
った調査をするなどし、この時期にクオンタム・リープ(大躍進)をしましょう。
 自分の班だけでなく、他班のキャプションに関しても持っている情報があれば伝え合いましょう。それが、新たな視点へつながるかもしれません。
 作品全体の水準を、ゼミ生皆で上げていきましょう!



↑各キャプションに対し、意見を交し合うゼミ生

配布資料:各班のキャプション(A4紙4枚、A3紙8枚)
各部会の予算案(A4紙2枚、A3紙1枚)

文責:石田晴香(2006年度4年ゼミ生)
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