過労死予備群の「食から笑顔になる生活」

夜討ち朝駆けで仕事する日々。忙しくとも自分なりの手間をかけて、美味しく笑顔になる生活を志します。

名古屋飯・宮鍵・かしわ雪鍋

2015-05-06 17:26:25 | 日いづる国の伝統食
名古屋に降り立つと、立ち寄れるか毎回考える店があります。
かしわ・鰻料理「納屋橋の宮鍵」です。
ちびの頃、祖父母から、美味しい鶏は名古屋コーチンと聞き習わして育ったからか、偏愛に近い感情が、名古屋につくと沸き上がります(苦笑)。

かしわの鍋をつつくもよし、山葵和え、霜降りから焼きに移るもよし、少し変わった親子丼をみるもよし、昭和の気配を色濃く残す鰻を味わうのも楽しいものです。
忙しいと、時折、接客に難があるけれど(笑)、真面目な職人料理にはブレがありません(少なくとも、私には)。

この夜は、少し鶏料理で嗜んでから、鍋に移ったのでした。
■かしわ鍋・白炊き
中居さんが一回目は仕事します。
ざっくりとかしわを焼いてから、美味しい出汁を張り、豆腐やたっぷり野菜、蒲鉾と共に煮込んでいきます。たっぷりのおろしに、黄身を一つ、甘醤油をかけて、つけダレとしてくれます。
はふはふ、うまうま。身体の暖まる鍋です。
〆に整えてくれる雑炊が、また美味しい。

昭和のご馳走だった鳥鍋を、上等に今もって味わうことができる店。池波正太郎が歩を重ねた店らしい、真面目さと頑固さ、ちょい色気を感じさせる店です。
私にとっては、名古屋コーチン偏愛の私に、三河の赤鶏の名を教えてくれた店でもあります。そんなたわいもない話を、繰り返す歳になったようです(苦笑)。
■宮鍵 (納屋橋、名古屋)


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2 コメント

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Unknown (ほ助)
2015-05-07 15:19:51
連休前にひつまぶしのお土産を頂いて食べたばかりなので
臨場感(^m^)
鰻ってどんどん高価になるので 食べる回数が年々減ってます今年の丑は絶対美味しいお店で食べたいな

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ほ助さんへ:特別な時々! (過労死予備群)
2015-05-09 11:00:12
ほ助さん、こんにちは。
おお、臨場感、うふふ、嬉しい言葉です。
時々の鰻って、ドキドキと美味しく食せます。
日本育ちのある年代以上には、独特のワクワクがありますよね、鰻って。

秘密メッセージ、ありがとうございました。
嬉しく読みました。楽しんでくださいね。
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