過労死予備群の「食から笑顔になる生活」

夜討ち朝駆けで仕事する日々。忙しくとも自分なりの手間をかけて、美味しく笑顔になる生活を志します。

イセハラ垂直ティスティング・始める

2014-03-29 12:26:03 | 外食でリフレッシュ!
★飛び込み記事です★

2009年から2013年まで。一つづつテイスティング・グラスに満たされていきます。
金色が、静かに揺れている美しさに、見入ります。年毎に色合いが異なるのが、美しい。その年の特性と、経年の熟成とが生み出す違いなのです。
社長である有賀氏の話を聞きつつ、テイスティングを楽しんでいきます。
華やかさの質感が変わることの喜び。去年の会で驚いた年のワインが、一年の時を経て、自分の印象とはちがう顔立ちを見せたことへの驚き。
自然と人が育てたぶどうを、人がワインと成し、人の願いと時がそれを育む。華やかな香りのバランスは、その中で輝きも静けさも重さも持ち得る。一期一会の喜びがある。
ワインに心惹かれる者の多くが、思うことでしょう。
その一番素敵な時に出会いたい! その願い故に、セラーをもち、ソムリエがいそしむ。
されど本当は、移ろう無常と、出逢う喜びを知るための酒なのかもしれません。
同じように、人もありたい。その折々の輝きと深さを、認める意思をもちたいのです。

どれが美味しいというのではなく。今の私が気に入るのは、この年の輝きなのだ…そう気づくと、垂直テイスティングから学べることは深いのです。

クスクス。話がそれてしまいました。
アルガブランカ・ブリリアンテ! 輝く泡で乾杯して、それぞれの熟成をお料理に合わせて、いただいていくことにします。
この後も、テイスティンググラスに各年のイセハラが注がれて。お料理と重ねていただける、豊かな時間。
ワインは食と共にある。そう信じる勝沼醸造らしく、2013年はリーデル・グラスにても供されます。それはワインと食のためにです。
リーデル社のトップが、勝沼醸造でテイスティングし、このワインにもっと相応しいと選んだナンバーのリーデル・グラスです。
その逸話に心うたれます。一生懸命に果てはない。輝く何かに、お終いは無いのです。だから究極なんてものもない…今の時点の一番でしかないのだと。

楽しんで、ワインと食をいただきましょう。今の私たちの笑顔に感謝して、乾杯!!


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