<新・とりがら時事放談> 旅・映画・音楽・演芸・書籍・雑誌・グルメなど、エンタメに的を絞った自由奔放コラム
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新聞報道によるとシンガポールのトミー・コー外務省無任所大使が、米国外交官に向かって、
「「日本は太った敗者。日本の地位低下は「愚かさと質の悪い指導層、ビジョンの欠如」が招いた。」
と語ったのだという。

前半はともかく後半はある意味事実だけに納得した。

ウィキリークスによる一連の国家秘密漏洩の中で、日本の話題が出るのは当然のこと。
この程度のことは出てくるんじゃないかと思っていたら、きっちりと出てきたのであった。

シンガポール。
このマレー半島の先っぽにある島国家は、モダンなようだが所詮は中国人の国家。
マレー人に追い出された華僑たちが暮らしている。
高層ビルが林立し、地下鉄網が発達しているところから、ミニ日本と思いがちだが、実は全く違ったところなのだ。

人々は意味不明の英語みたいな言葉(シングリッシュという)を話す。
もともと別の言葉れあれば、通じないことも双方納得できるのだが、一応英語だと思い込んでいるタクシーの運転手とはボディランゲージを使うよりも意思疎通が困難なこともあり、大変疲れるところではある。
しかも衛生状態も良いように言われているが、十年ほど前のSARS騒動でシンガポールは最も感染者の多い国であった。
つまり見かけは綺麗だけれども、中身は中国という現実をさらけだしたところであったとも言える。

こういう所も、かつて三年間ほど日本であったことがあったのだが、昭南市時代の名残は何もなく、ただただ英国の名残を少しく残して悦にひたっているおかしげなところではあるのだ。

ということで、こんなケッタイな国に馬鹿にされている現実は、かなり情け無いと思うのだが、民主党のみなさんはいかがが。


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