<新・とりがら時事放談> 旅・映画・音楽・演芸・書籍・雑誌・グルメなど、エンタメに的を絞った自由奔放コラム
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近鉄特急に乗っていると、とっても気になる駅が出てくる。

「津駅」。

大阪鶴橋から名阪特急「ひのとり」に乗って名古屋へ向かうと「次の停車駅は『大和八木』」と出るか、列車によっては「次の停車駅は『津』」とアナウンスされる。
時間によって停車駅に「大和八木」が追加されるのだ。

このとき「津」とアナウンスされると、客室前方扉上のディスプレイには単に「つ」とひらがなで表示される。

「つ」

ディスプレイのど真ん中に単に「つ」とだけ表示されるので、なかなかな趣がある。
知らない人が見たら故障しているんではないかと思うかもしれない。
そんな状態だ。

全国の地名で最も短い名称の街「津」。
漢字で書くとそれなりに締まりがあるのだが、これをひらがなで書くと「つ」なので「締り」以前の感覚がある。
画数も1。
これ以上省略のしようがない。

最近の電車の表示は日本語とアルファベットだけではなく本漢字、簡体字、ハングルも表示されることがある。
この津も同様だが、これがハングルで表示されると「쓰」となり、なんとなくニコちゃんマークの親類ではないかと思ってしえるところもあり、ますます「ん〜〜〜〜〜」という感覚がついてくる。

津駅。
「つ」駅。

もしかすると難読地名よりインパクトは強いかもしれないと思える近鉄特急での移動なのだ。



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