「最近、事故が無いでしょ。そろそろかな、と思って私、飛行機には乗らないことにしてるんですよ」
少々時期的に不謹慎ながら、以上のセリフは懇意にしている得意先の副部長さんの話。
飛行機の事故があまりにも少ないから、確率的に言ってそろそろ起こるかなというのが、その予測だ。
昨日、この予測が当たってしまった。
ブラジルからフランスへ向っていたエールフランスのエアバスA330が大西洋上で消息を絶った。
昨夜、ほとんどの新聞がそのインターネット版で速報した。
今現在、遭難したであろう飛行機の残骸も見つかっておらず、事件の解決は長引きそうだ。
確率的に言って、飛行機は最も安全な乗り物だそうだ。
ハイテクであればあるほど安全ということになると、スペースシャトルなどはもっと安全でなければならないのだが、5機作って2機が爆発、あるいは空中分解したので、これは除外。
創業以来一度も自殺以外の深刻な人身事故を起こしたことのない新幹線と比べると、さすがに落ちるが、飛行機はメンテナンスを頻繁に繰り返すことと、飛行機設計の高度化で大きな事故を起こすことがなくなった。
とはいえ、私も「そろそろかな」と思いながら東京~大阪間の出張にシャトル便を利用してはいる。
安全に離陸し、安定して飛行していると「落っこちるかも」といつも感じるあの不安感は消え去ってしまうが、例えば羽田空港に着陸する時に窓から房総半島が見えてくると次第に不安になるから不思議である。
日航123便のような例もあるかもしれないが、墜落する瞬間はあっという間なので苦しくはないだろうが、残される家族のことを思えば、
「ん~、やっぱり新幹線のほうが、良かったかも」
と真剣に考えてしまうのだ。
ともあれ、最新鋭の旅客機の遭難事故。
しかも三流エアラインではなく、フランスのフラッグエアの遭難事故。
今後の捜索と、事故の原因が気になるところだ。
(でも、日本の航空会社はA330って、持ってなかったと記憶していますが)
ところで、日本人は乗ってなかったと分かった途端、ほとんど報道しない日本のマスコミって一体何?
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最新の報道では残骸らしきモノが見つかったと。それにしても、落雷(?)が原因か、との報道には首をかしげます。
通常、パイロットは積乱雲などを事前に回避して飛行するものなのですが・・・。もし洋上飛行中の落雷が原因なら、危なくて海外旅行なんか行けませんぜ、ダンナ!
12日・13日と久々にANAで東京出張です。管理人さんも搭乗前にはぜひこの番組をご覧ください。スリル満点です(コラコラ)
http://www.ngcjapan.com/explore/2blddp0000007olx.html
それにしてもヒコーキ事故は恐ろしい。
一度に大勢が亡くなるからでしょうな。