<新・とりがら時事放談> 旅・映画・音楽・演芸・書籍・雑誌・グルメなど、エンタメに的を絞った自由奔放コラム
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東北地方の皆様。
東北新幹線の全線復旧おめでとうございます。
阪神大震災の時の山陽新幹線よりも早い復旧はやっぱりJR東日本の会社力の見せる技でしょうか。

ということで、やっとのことで新青森から新鹿児島まで新幹線でつながりました。
残すは北海道と四国だけ。

1988年。
国鉄からJRになって一年目に青函トンネルと瀬戸大橋がほぼ同時に開通した。
そのときのJRの広告のキャッチが「一本列島」。
日本列島と言葉かけた広告は今も印象にバッチリと残っている。

2011年。
新幹線が本州最北端から九州最南端までつながったことで、一本列島に新たなカタチができてきたわけで、残すは北海道と四国だけ。
四国は計画もないのでちと難しいかもしれないが、北海道は後数年で函館まで新幹線が延びるので、時間の問題。
それがどうした、と言う人がいるかも知れないが、高速鉄道網が発展するのはそれはそれで経済効果のあることだ。

とはいえ、いくら高速鉄道網といえども青森から鹿児島まで移動するときに新幹線を利用する人はほとんどいないに違いない。
途中最低、二回(東京駅と新大阪、または博多駅で乗り換え)は乗り換えなくてはならない面倒くささもある。
どのくらいの距離が新幹線と飛行機の移動の分かれ目になるのか、かなり微妙なところでもあるのだ。

例えば、東京~大阪間あ飛行機の便数が多いことで新幹線と飛行機の所要時間がほぼ同じ。
空港も羽田と大阪三空港を選択できるので、目的地に応じてどこへ飛ぶのかで新幹線との競合はやりやすい。
また東京~広島も広島空港が超辺鄙なところにあるので、新幹線と飛行機の所要時間対決はほとんど変わらない。
むしろ本数が圧倒的に多い新幹線の方が便利なくらいだ。

私のような関西人の場合、飛行機と新幹線の分け目で微妙なのが、仙台や熊本になる。

仙台へ出張すると、仙台空港が仙台市内から少しく遠いので、その移動時間と搭乗手続きをする時間のあいだに新幹線で東京まで行けてしまうのではないかと時々思うことがある。
そうすると東京から新大阪まで新幹線で2時間半。
東海道新幹線は昼間でも都市部の通勤電車並に本数が多いので電車を待つ時間はほとんど不要。
となると、実際のとこ、仙台から大阪まで新幹線を利用すると最速4時間半ぐらいで移動できる。

一方飛行機は仙台から伊丹空港まで1時間20分くらい。伊丹空港から大阪市内までは渋滞がなければ30分くらいだが、渋滞したら1時間なので、仙台から大阪市内まで2時間20分ほどかかることになる。
となると、新幹線とあまり変わらないというのが実情だ。

とはいえ、新幹線にゆられ揺られて4時間以上も移動することに比べて、飛行機の1時間20分は楽ちんだ。

ということで未だ新幹線で新大阪~仙台を移動したことのない私なのであった。




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