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久しぶりにチン電に乗った。

大阪と堺を走る阪堺電気軌道は大阪で唯一走る路面電車。
北は天王寺駅と恵美須町駅を起点として、南は浜寺公園駅まで走っている。
料金は200円均一。
堺市内は堺市からの助成金が出ていて、そのため200円均一の料金をキープしているのだ。
助成金が出るまでは、大阪市と堺市の境を流れている大和川を渡ると260円になったのだが、均一料金にすることで利用者が増えたかどうか。

私は堺市で生まれ育ったので阪堺電車は馴染みがある。
しかし住んでいたところが全然違う地域だったので滅多にこの電車に乗ることはなく、これまでに乗った回数は10回あるかどうか。
それでも千利休の屋敷跡も近い宿院を通ると、大通りをカタコト走る電車の姿が目に飛び込んできてホノボノとした気持ちになるのだ。



阪堺電車は地元ではチン電と呼ばれているらしいのだが、私はチン電と呼んだことがなく、いつも阪堺電車。
南海電車の親戚程度に思っているのだ。

たまたま母がチン電の走るところからさほど離れていない市立病院に入院し、自動車が無い時に見舞いに行く時に乗ったのが今回のチン電利用の理由なのだ。
病院から南海電車の駅まで歩くのが面倒なので、バスかチン電の利用を考えた。
バスはしょっちゅう乗っているのでチン電にしようと即決し、南海電車の浜寺公園駅まで宿院から乗車。
子どものようにワクワクしながら停留所で待っていた。

停留所で待っている時は私以外に乗客は一人しかおらず、寂しいなと感じていたのだが、いざ電車がやってきて乗り込んでみると結構混雑していた。
危うく座る場所が無いところなのであった。

路面電車は自動車と電車の中間のような存在だが、いざ乗ってみるとやはり電車。
バスよりは快適だし、視線が高いので景色もなかなか良い。
阪堺電車は1両貸切で宴会なんかもできると聞いているので、いずれ天王寺~浜寺公園駅で宴会をしてみたいと思ったのであった。



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