<新・とりがら時事放談> 旅・映画・音楽・演芸・書籍・雑誌・グルメなど、エンタメに的を絞った自由奔放コラム
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最近めったに漫画を読まなくなってしまった。
以前は手塚漫画はもちろんのこと高橋留美子、浦沢直樹、いしいひさいちがお気に入りで本棚からゴソゴソ出してきては「忍者無芸帳」や「パイナップルアーミー」「めぞん一刻」などを再読しては楽しんでいたのだ。
でも生活に心の余裕がなくなってきたのかお気楽に読めるはずのいしいひさいちのバイト君も読むことがなくなり、やがて漫画の存在そのものが日常から忘れされていたのだった。

その漫画、つい先日久しぶりに読みたくなったのが一冊も所持していないことに気がついた。
誰のことかというと永井豪の作品を一冊も持っていなかったのだ。

私は永井豪の作品はリアルタイムに読んでいたのだがデビルマンやキューティハニーには興味がわかず、読んでみたいと思ったのは「オモライくん」と「イヤハヤ南友」なのであった。
両方とも今連載すると人権問題に発展する可能性のあるような作品だが、私はこの2作品が大のお気に入りなのであった。
ちなみに「けっこう仮面」も助平心が芽生え始めた頃に読んでいたので、すこしくページをパラパラしたいところだが、先の2つの作品ほどではないのであった。

で、持っていないとなったら買いたいなと思ったのだが、驚くことにというか驚くまでもなく両方とも新刊としての商品は存在しなかった。
やはり出版すると問題があるのかもしれない。
中古ならアマゾンで売られているのだが、とても買える金額ではないのだ。

「オモライくん」は今で言うホームレスの子供、その当時の呼び方で言うと乞食またはルンペンの子供がたくましくルンペン仲間と勉強することもなく生きていくとうコメディなのだが、これがやはり問題なのであろう。
プレミア価格がついていたセットで買うと4万円もするのだという。

「イヤハヤ南友」もコメディというかお色気というか変態趣味というか、こんなの子供に読ませていいのか、という内容なのだが、それだけに気分転換に使えるかもしれないのだが、これもアマゾンでセットで4万円以上する恐ろしいプレミア状態なのであった。

ということであとは図書館に行って読めるところがあるかどうかだが、「オモライくん」「イヤハヤ南友」ともに人権侵害が色濃い作品。
公共な場所に置かれいるとは思えない。
それでも読んでみたい欲求が膨らんでくるのである。


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