<新・とりがら時事放談> 旅・映画・音楽・演芸・書籍・雑誌・グルメなど、エンタメに的を絞った自由奔放コラム
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今年はじめての映画館での映画鑑賞はアニメ「えんとつ街のプペル」。
こんな映画があることなどつい最近までちっとも知らなかったのだが、先日名古屋に行った時、あまり時間で寄った名古屋城の公園にあるカフェのガラス窓に貼られたポスターを見て知ったのであった。

「ん〜〜、なんとなく絵が面白そう」

たったそれだけがきっかけで出かけた映画だったが結論から言うと「ごった煮映画、でもそこそこ面白い」という作品なのであった。

どれぐらいごった煮かと言うと以下の映画作品のエッセンスが判りすぎるぐらい連続的に入っている。

ブレードランナー
トイ・ストーリー2
インディ・ジョーンズ魔宮の伝説
千と千尋の神隠し
ハウルの動く城
天空の城ラピュタ
カールじいさんの空飛ぶ家
ウォーリー
などなどなど。

「え〜〜〜、これってパクリやん」と思ってしまうと興ざめすることになるのだが、これはこれでオリジナル。
各映画のエッセンスが詰め込まれているね、と寛大な気持ちで鑑賞すると結構楽しめる映画なのであった。

見た映画館ではやはり子供連れが複数だったが一人で見に来ているオッサンもおれば夫婦で来ている私のようなものもいるので、鑑賞対象年齢は千差万別。
子供の映画だと思って見に来たら本格的なアニメーションなので、
「これ、金かかってるな〜」
とも感じて質的にはかなり満足のものなのであった。

気軽に見ることのできるアニメがコロナ禍に生き生きとしている理由がなんとなくわかる作品でもあった。


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