<新・とりがら時事放談> 旅・映画・音楽・演芸・書籍・雑誌・グルメなど、エンタメに的を絞った自由奔放コラム
宇宙エンタメ前哨基地





連携研究員をしている大学からのメールで、

「西アフリカなどエボラ出血熱が発生している地域へは極力出張を控えるようにしてください。」

とのお知らせがやってきたのは1ヶ月以上も前の事。
間違っても西アフリカなんかに出張する予定の無い私は、

「さすが大学やの~。西アフリカに出張する研究者がおろんかいな」

と感心したものであった。
ほとんど関係のない異国の出来事でしかなかった。

そこへきて、今夜衝撃を受けるニュースが駆け抜けた。

「羽田空港で発熱。エボラ出血熱の疑いの男性ジャーナリストを隔離」

この日本人男性は西アフリカを取材して帰国したところ発熱をしているということで、「エボラではないか」との疑いがかかり隔離されたようだ。
羽田空港に帰ってすrぐということは国際線ターミナルなのだろうが、ここで隔離されるとどこの病院に搬送されるのだろうか。

以前、羽田空港で詰まらないけがをしてしまった時に警備員の人に紹介してもらった空港内の病院は東邦大学関係の病院なのであった。
あの東邦大学の医療室にエボラ用の隔離スペースがあるとは思えず、どういう経路でどこへ運ばれたがかが多いに気になるところだ。

ところで、もし日本でエボラ出血熱が発生したらどうなるのだろう。
誰もが予想しているように、私も景気が思いっきり急ブレーキを踏むことになると思っている。
まず、飛行機や新幹線は敬遠される。
レストランも行かなくなる。
日本の良きのほほ~ん文化「銭湯」なんぞ、危なくて行けなくなる。
感染を恐れる町医者は休業する。
物流も麻痺する。

映画みたいな世界が広がるのではないかと、思われてならない。

2004年のSARS騒ぎはなぜか日本だけは感染者を出さずに、「どうなってんだこの国は」と逆の驚きをしたのだが、エボラはそうもいかないのかもしれない。

それはそうと、このジャーナリスト。
迷惑しごくな御人である。
日本はフランスのように臨機応変が効きにくいので、あの富士フィルムのお薬も処方していただけないかもしれないのに。

明日の朝のニュースを聞くのが、少々怖い今夜なのであった。

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