16年前、オウム真◯教の麻原◯晃が逮捕された時、隠れていたのは穴の中。
井戸のようなところに多いを隠して見を潜めていたところを捜査員に見つかってあえなく逮捕。
衣服はルンペンのようにボロボロで体臭漂い、手で触ることがためらわれたようなことが、当時の週刊誌に書かれていたことを今日のニュースを聞いていて思い出した。
なんのニュースで思い出したかというと、リビアのカダフィ大佐。
見つかった時はなんでも土管の中に潜んでいたというのだから、麻原彰晃と対して変わらないのが情けない。
独裁者の最後というのは、その生き方とは裏腹に正々堂々としていないのが特徴で、アドルフ・ヒトラーしかり、サダム・フセインしかり。
武士道や騎士道とは無縁の世界で、生きている間は大きな事を言いながら、往生際が悪いのが特徴だ。
尤も、独裁者として権力を行使している時は、蓄財に努め、栄華を極めるわけだから、人一倍、自身の命にも執着心があるものと思われる。
従って、
「ワシを誰と思っておる。〇〇国の〇〇ぞ。」
と堂々と逮捕された話はとんと聞いたことがない。
尤も、独裁者だからと「問答無用」で切り捨てるのもいかがかと思うのだが、サンデル先生だったら、なんて言うだろうか。
はてさて。
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