平ねぎ数理工学研究所ブログ

意志は固く頭は柔らかく

中国地方の地震発生確率

2016-07-02 17:43:01 | 地震


中国新聞2016年7月2日朝刊より引用

政府の地震調査委員会は1日、中国地方のどこかでマグニチュード(M)6.8以上の大規模
な地震が30年以内に起きる確率を50%とする予測を公表した。24の活断層ごとの確率に
基づき初めて試算した。平田直委員長(東京大学教授)は「中国地方の発生確率は高い」と
みて防災対策の必要性を訴えている。


図を見ていただきたい。
どの断層も地震発生確率は低いではないか。
いちばん高いのは安芸灘断層帯(発生確率0.1~10%)で、多くは1%未満だ。
どのように計算したら50%になるのだ。

それぞれを足し算したのであればそれは間違いだ。
発生確率1%の断層が100個あれば発生確率100%になるからだ。
私なら全断層の中で最大となる発生確率を中国地方の発生確率とする。
このデータの場合は安芸灘断層帯の10%を採る。

まあいずれにせよ地震の発生確率に大した意味はない。
地震発生に周期性がないし、サンプル数が少なすぎるからだ。
己斐断層の発生確率0.7%だと?
馬鹿も休み休み言うがいい。
己斐断層は有史以来動いた記録がないのだぞ。
長い間動いた形跡がないのだから今後30年の間に動く訳ないじゃないか。

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