たぶん熱が原因だと思います。
めくれの左側はほぼフラットで、右側は傾斜がついています。
熱伸びが両側から押し寄せると、交わるところでめくれ上がる。こういうことではないでしょうか。
直線もしくはなめらかな縦断線形ならこんなことにはなっていないと思います。
ほかに何かありますかね。
思いつくことがあればコメント欄に書いてもらえると嬉しいです。
追記
左側は水平で、右側は4°の勾配で下がっていますね。
それから、伸縮目地材が無いように見えるがどうなのかな。
追記 2022.03.07
追記 2022.07.08
暑いにもほどがある!中国で予想外の事態 道路が爆発?街路樹発火?(2022年6月21日)
これかもしれませんね。
全体が西に面した道で、奥の海側が南で、手前の芝生側が北。
手前のレンガの持ち上がりが、奥のそれよりも大きいから。多分、奥のフェンスに日射が遮られて奥のレンガの温度上昇が小さかったから。
仮に、雨がよく降っていたら、水分による温度上昇抑制でこの様な持ち上がりは起こらなかった。つまり、日照が続いた。
ある程度の高さの植樹が南側にされていれば防げていた。
ぐらいかな? どうでしょうか?
タイルというか、レンガというか自体を側面に遊びがあるものにすると熱膨張によるこの様な持ち上がりは防止出来るのではと思いました。
レンガの側面に縦に幅1mm程度の出っ張りを造っておけば、熱膨張があった時に、その出っ張りが横にずれて、結果的にレンガの持ち上がりは起こらないのではないかと思いますが、どうでしょうか?
縦断線形が直線か緩やかな曲線なら遊びが足りなくても問題なかったはずですが、縦断線形の勾配が不連続に変化しているので、不連続点が盛上ったのでしょうね。
>縦断線形が直線か緩やかな曲線
という事が重要なのですね。
「縦断線形」という用語自体が面食らうもので、戸惑いましたが、本文の追加の説明図で分かりました。
仮に平面にレンガが敷かれているとして、日射による熱膨張が持ち上がりを起こすのを防止するにはどうしたら良いかを考えて見ました。
もちろん、素人の思い付きでしかありません。
1.レンガの上面の面積を下面よりも小さくする。横から見ると台形になる。
こうすることで、温度上昇が大きい上面の膨張かあっても、持ち上がりを避ける事が出来る。
2.レンガの上面の面積を下面よりも大きくする。横から見ると下向きの台形になる。
こうすることで、熱膨張の結果、レンガは互いに隣り合うレンガを自分よりも下に押すことになり、結果的に持ち上がりを避ける事が出来る。
1.と2.では真逆です。
どこが間違いなのでしょうか?
どちらも現実的に間違いなのでしょうか?
現行のやり方は、長方形断面のレンガを使って、レンガとレンガの間に隙間(目地)を設けて、その隙間に砂を詰めるのが一般的です。
写真は、隙間が狭いように見えます。隙間が広いと雑草が生えるので、それを嫌ったのかもしれません。
結局のところ、平面にレンガを敷くのであれば、普通の直方体のレンガで大丈夫だという事ですね。
基礎の形状が重要だという教訓だと思いました。