平ねぎ数理工学研究所ブログ

意志は固く頭は柔らかく

北朝鮮の脅威について

2017-04-10 20:00:19 | 政治問題


北朝鮮が脅威だという。
北朝鮮が日本を狙ってミサイルを撃ってくるという。
大間違いだ。北朝鮮は日本など狙ってはいない。
北朝鮮は初めからから日本を相手にしていないのである。
相手にするだけの価値がないからだ。
日本は主権国家として認知されていない。
日本はアメリカの属国であって、アメリカが右を向けと言えば右を向くし、
左を向けと言えば左を向く。
否、右を向けといわなくても、アメリカが右を向いていれば忖度して右を向く。
アメリカの忠犬の相手をしても時間と金の無駄であると北朝鮮は考えているに違いないのだ。
安倍は憲法を変えるために危機を煽っている。
相手になってもらおうと中国や北朝鮮をあれこれ挑発するがなかなか挑発に乗ってくれない。
最近ようやく安倍の期待どおりに北朝鮮がミサイルを撃ってくるかもしれない状況になった。
しかしこれは北朝鮮が日本を敵視した結果ではなく、
トランプが北朝鮮に対して先制攻撃を行う可能性が高まったため、
やむを得ずその報復として在日米軍基地を攻撃しようとするものであって、
北朝鮮の敵はあくまでもアメリカなのだ。
北朝鮮は在日米軍基地を攻撃すると断言しているが、
たまたま米軍基地が日本にあるため日本がターゲットになっただけだ。
考えてもみよ。
北朝鮮のICBMが潜在的脅威であるうちに叩いておこうとするアメリカの戦略の中に
日本の安全は全く含まれていないのだ。
アメリカにとって日本の安全などどうでもよいのだ。
アメリカが北朝鮮に先制攻撃を仕掛け、北朝鮮は日本の米軍基地にミサイルを撃つ。
多くの日本国民が巻き添えになって死ぬ。
アメリカ本土に住むアメリカ国民は無傷である。
我々はアメリカの盾となって玉砕するのだ。
こんな馬鹿なことがあるか。
何がうれしくてわしらがアメリカの盾にならにゃならんのだ。
いま我々日本人が早急に行わなければならないことは、
第一に、アメリカへの盲目的追従をやめトランプを説得し先制攻撃を思い止まらせることだ。
第二に、北朝鮮との対話だ、そして緊張の緩和だ。
北朝鮮が困っているのなら経済支援をしろ。
北朝鮮の人民が飢えているのなら食糧援助をしろ。
横田早紀江ら拉致被害者の会が、圧力だの制裁だのと叫ぶかもしれないが放置しておけばよい。
彼らのために多くの国民の命が危険にさらされてたまるものか。