平ねぎ数理工学研究所ブログ

意志は固く頭は柔らかく

SUKUYAKI塾の蔓延を憂う

2012-03-25 14:59:37 | 技術士

技術士試験は決して難しい試験ではない。地道に努力すれば必ず合格できる試験である。
努力を惜しんで安易に他人の支援を受けてはならない。技術力向上は自らの不断の努力でなされるものだ。
多少時間がかかろうとも誰の助けも当てにせず自力で合格を勝ち取れ。そのように願ってやまない。
さて、ここからはSUKIYAKI塾の弊害について述べる。
SUKIYAKI塾のいけないところは、レベルの低さが伝染することだ。
これまで何度挑戦しても落ちていたのに、合格したら急に偉くなったように錯覚して講師を志願し、
無料支援に惹かれて集まった馬鹿な受験生を指導する。
これは、技術士全体のレベルダウンにつながる。
低レベルの者に教えてもらった者は低レベルになるのだ。
将棋界では、師匠は弟子を教えない。
筋悪がうつり師匠を超えることが出来なくなるからだ。
米長邦雄の師匠は佐瀬勇次という人だったが、この人はあまり強くなかったので、米長を一度も指導しなかった。
米長は指導してもらわなかったことを感謝している。
師匠の筋悪がうつらなくて良かったと言っている。
人に教える前にすることが山ほどあるだろう。
やっとのことで合格したのだから、まだまだ力不足なのだ。
そのことを謙虚に受け止めて、まず自らの資質の向上を図れ。
他人にかまけている暇はない。
自分を磨け。
そのことに全力を注げ。
分相応のことをしろ。
レベルの低さを伝染させる行為は慎むべきだ。