地底人の独り言

いつまでもみずみずしい感性を持ち続けて生きたいと願いつつ、日々の思いや暮らしを綴っていきます

源氏千年紀

2008年04月30日 | 読書
 


「源氏物語千年紀」の今年、源氏を読みたい

 昨日のことだが、現在デジタルミュージアムで開催されている「風の画家 中島潔の世界展 -源氏物語五十四帖から詩人・金子みすずまで」を観に行った。中島潔は、子どもや風景をとても優しく包んで表現しており、その絵を観ていて心が安らぐ。ただ、今回は「源氏物語五十四帖」を描いていると言うことで、興味津々観に行った。
 私は日本文学にそびえ立つ「源氏物語」を、「その内いつか、必ずきっと読もう」と、若い頃から思いつつ過ごしてきた。浅学非才の故に、なかなか読み始める勇気もなく、定年になったら時間が出来るので読もうと、本だけは揃えてきた。与謝野晶子訳を始め、1939(昭和14)年に第一巻を発刊した谷崎潤一郎訳の「源氏物語」、そして谷崎の「新新訳源氏物語」は二種類、さらには近くの円地文子訳や瀬戸内寂聴訳の「源氏物語」も全て全館揃えている。田辺聖子訳も、全集本ではあるが揃えている。まさに積ん読だ。
 今年は奇しくも「源氏物語千年紀」、中島潔の「源氏物語五十四帖」を観ていて、「この年に読まずしていつ読む」という思いになっている。私が今読みたいと考えるのは、瀬戸内寂聴本だ。現代語すら読み始められない。
 さてさて、我が公民館で、「源氏54帖」を読む講座を始められないかと考えている。「源氏」をご一緒に学びたい方、そしてまた「源氏」を教えていただける方、是非ともご連絡を。
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