地底人の独り言

いつまでもみずみずしい感性を持ち続けて生きたいと願いつつ、日々の思いや暮らしを綴っていきます

舞踊公演

2011年11月06日 | 歌舞伎・演劇・バレー

 

「第58回岡山日本舞踊協会公演」に行った、若柳五十弘「雪傾城」に魅せられた

 「岡山日本舞踊協会公演」を、私が文化行政を担当していた頃に下働きをしたことがある。私の所属した「文化」担当課が、いろんないきさつの中から「岡山日本舞踊協会」の事務局としてお世話していた時代のことだ。そんなご縁のある、今年の「第58回公演」に行った。私が存じ上げている市の職員が切符のもぎりをしていた。

 さて、今年の「公演」には、友人の若柳五十弘が「雪傾城」を、そして同級生の藤間晴耀が「都名所」を踊る。ただ、藤間晴耀はトリで踊るので、時間の都合もあり申し訳ないが今回は失礼した。

 それにしても、この「岡山日本舞踊協会公演」は、、長唄や地唄を唄い、三絃やお囃子等の邦楽出演者がずらりと並んでとても豪華だ。また会場のロビーには、お弟子さんたちからだろう、たくさんの「楽屋花」が並べられていて、とても華やかだ。

 ともあれ、年に一度の本格的な舞踊公演であり、出演者にとってはまさに晴れ舞台だ。舞うのはタッタ15人、選ばれた方々の踊りであり、みなさん素晴らしい。もちろん、友人の若柳五十弘「雪傾城」にたっぷりと魅せられた。心地よい時間を過ごすことができた。

 そんな今日は、また老人力を発揮していたことを思い知らされた。「11月11日は介護の日」だそうで、その「介護フェア」に、鎌田實諏訪病院名誉院長の記念講演があるというので、とても楽しみにしていた。もちろん、手帳には11日の欄に記入していた。

 ところが今日気づいたのだが、「介護フェア」のチラシを見るに、開催日は11月5日(土)となっていた。つまり、鎌田實先生の記念講演は昨日あったことになる。とても楽しみにしていただけにショックだ。このところ、こうした老人力の発揮が目立つ。

 私に日本舞踊を踊れといっても無理なのだが、何か趣味を持つことが呆け防止になるのではと深刻に思ったりもした。

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