秋と言えば芸術の秋、映画「トウキョウソナタ」を楽しんだ
映画「トウキョウソナタ」を、シネマクレール丸の内へ観に行った。少し暗そうな映画だが、小泉今日子が出演するので、とりあえず観に行った。
水曜日であり、レディスデーで、さすがに女性客を中心に、ほぼ満席であった。少し早めにチケットを買っていてよかった。同じ公民館で働く館長さんは、上映開始直前に、チケット購入を申し込み「最前列になる」と言われ、その回については断念したそうだ。
それにしても、少しシンドイ映画だった。香川照之演じる大手会社の総務課長は、ある日突然リストラされる。その際、「あなたは会社に何をしてくれるのか?あなたは何ができるのか?」と問いつめられた。「シュウカツ(=就活)」に行った際の面接でも同じことを言われる。私はその問いに、どう答えられるのか。いや何も答えられない。なんとも情けない。
それにしても、この映画は現実をリアルに映し出している。ハローワークにはたくさんの行列ができており、面接でも厳しい雇用の実態が浮き彫りとなる。
それにしても素敵な映画だった。小泉今日子はアイドルから、魅力的な女優に脱皮している。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます