地底人の独り言

いつまでもみずみずしい感性を持ち続けて生きたいと願いつつ、日々の思いや暮らしを綴っていきます

『生まれ変わりのポオ』

2024年03月19日 | 読書


 私は30歳で家を建てる時に、書斎を作りたいと考え移動式書架も設置し、左右両側に書棚のある部屋とした。その書斎には、以前今は永久の旅立ちをした心許す友が、「一生かかっても読めない」と指摘した本がずらりと並んでいる。そんな本に囲まれた書斎を持つ私だが、最近は全く本が読めない。情けないったらありゃしない。

 そんな私が今読めるのは、児童書程度。二つの病院の診察をして、クールダウンする読書ルームで(=スタバ)のんびりしながら過ごした。読んだのは森絵都著『生まれ変わりのポオ』(金の星社刊)。とてもハートウォーミングな物語。

 本の帯には「めくる命の物語 愛するねこを失った9歳の少年の物語」。私は少年からはほど遠いが、我が愛する猫・ハルが永久の旅立ちを考えたりもした。ステキな一冊。カシワイさんの絵もいい。

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